リノ(アズールレーン)
りのあずーるれーん
概要
オークランド級軽巡洋艦2番艦=アトランタ級軽巡洋艦6番艦(USS Reno,CL/CLAA-96)。
期間限定イベント『闇靄払う銀翼』にて実装された。
同イベントの期間限定建造でのみ手に入る。
レアリティはSSR。
絵師:WongPanda
声優:川崎芽衣子
容姿
ショートボブの銀髪にヘアバンドを付け、手にはメカメカしいグローブを付けている。
グローブは手のひら中央にビーム発射口のようなデザインがついており、まんまアイアンマンである(後述)。
同イベントで実装されたブレマートンの方が胸の大きさで目立っているが、リノも相当なものを持っている。
その大きさはブラ兼用のサポーターで食い込むほど締め付けてもなお乳袋を作る程で、本人は「胸が大きくて困っている(これも後述)」としばしば述べる。ヒッパーが怒るぞ。
このサポーターの上からシャツを着ているがシャツは透けている。
ちなみに下は黒のタイツを履いているが、股部分だけ開いている股空きストッキングと言われるタイプ。
性格
一言で言うと「ヒーローもののドラマ・映画が大好きなヒーローオタク」。
公式の紹介でも「ヒーローナード」と紹介されている。
(ナード=英語圏文化におけるスクールカーストから発生したスラングで、いわゆるオタクのこと。)
先述のアイアンマンの手は自作のコスプレグッズの一種のようで、これ自体は特に艤装として意味のあるものではないらしい。少なくともビームは出ない。
一時期はヒーローに憧れて自らトレーニングをして体を鍛えていたようだが、激しくうごくとばるんばるん揺れて邪魔であること、大きすぎて思ったようにコスプレスーツが着れない事があることなどが、胸の大きさを邪魔だと思う理由。
今はトレーニングこそしていないものの観劇やスポーツ観戦などは今でも好きだとのこと。
イベント開始初日には間に合わなかったCVでもこのヒーローオタクが表現されており、ヒーローについての話題になった時はセリフが長く、やや早口になる。
指揮官のことは出会う前から「世界を救うヒーローで憧れの人」だと認識しているようで、指揮官のサポーターを名乗る。
会って感激、ドリンクの差し入れを貰って感激、指揮官の事は常にリスペクトしている。
着せ替え『波濤のチアリーダー』
本人実装と同時に販売開始された着せ替えスキン。
Live2Dは無いがアニメーション背景は付属している。
母港で開催されている各陣営対抗の運動会にて、ユニオン陣営のチアリーダーとしてチアガール姿に着替えたもの。
上半身はデフォルトスキンと同じく透けシャツだが、こちらは何とスカートも透けている。
ポーズの関係もあり何を履いているのか全く見えないがスカートは透けている。
性能
アトランタ級軽巡洋艦らしく、対空のステータスが飛びぬけて高い。
同じ「対空特化のKAN-SENの中で飛びぬけて優れた艦」としては五十鈴やサンディエゴ改がいるが、同じアトランタ級だけあって特徴はサンディエゴに似る。
ただ流石に改造URと比較すれば性能はだいたい劣化になってしまうのは仕方ないか。一応、雷装はサンディエゴよりマシであること、対潜は軽巡トップクラスのサンディエゴをさらに上回るなど負けていない点もあるが。
ただ劣ると言ってもサンディエゴに対してのみであり、SSRだけあって他のアトランタ級よりはだいぶ強く、SSR相応の強さはある。
- スキル「ヴィジランテサポーター」
戦闘開始時、味方艦隊に軽空母・空母が戦闘可能状態で存在している場合、自身のクリティカル率が5%(最大15%)アップ。
軽空母・空母が1隻につき自身の駆逐・軽巡に与えるダメージが1.5%(最大6%)アップ(最大3回まで加算可能)。
自身が所属する艦隊の1・2回目の戦闘で味方軽空母・空母が受けるダメージを5.0%(最大10%)軽減する
空母と一緒に編成すると効果が発揮されるスキル。
3つ目の効果のみ、所属艦隊の1~2回目の戦闘でしか効果が無い。本人が対空に飛びぬけて優れたステータスであるという事も合わせ、航空機攻撃が厳しい海域でのボス戦運用が適任。
- 「リノリアクター」
戦闘開始時、自身の対空が5%(最大15.0%)、火力が4.5%(MAX12.0%)アップ
戦闘中味方の主力艦が3回ダメージを受けるだびに、戦闘終了時まで自身の対空・火力1.5%(MAX6.0%)アップ(最大2回まで加算可能)
自身に対する対空・火力のバフで、無条件で発動する部分と「主力艦が3回ダメージを受ける」事で発動する部分に分かれている。最大で対空27%、火力24%アップが見込める。
こちらも、雑魚戦ではあっという間に殲滅してしまって主力が3回もダメージを受ける事が無い場合が多いので、長期戦になりやすいボス戦で効果を発揮するスキルと言えるだろう。
なお、対空強化スキルを持つ艦船、前述の五十鈴やクリーブランド級などはその多くが汎用スキルである「対空配置」だが、これは25%の確率発動であり期待値的には10%アップ程度な上に3秒しか持続しない。一方でリノは無条件・永続で15%以上アップするため、スキル込みの基礎対空値は全艦船の中でトップクラスに高い。
この数値の暴力のおかげで、対空砲座+1を持つ五十鈴改を凌ぐ艦載機撃墜スコアを出す事もあるため、前衛における対空性能は全艦船中TOP3に入ると考えて差し支えない(サンディエゴにはやっぱり敵わないが)。
- 「特殊弾幕-リノI(II)」
駆逐艦主砲を装備している場合、自身の主兵装枠威力補正が10%アップする。
主砲攻撃を15回(IIで10回)(軽巡主砲を装備している場合は12回(IIで8回))行うたびに、特殊弾幕-リノI(II)を展開する。
基本的に全弾発射スキルと同様のものだが、駆逐艦主砲の扱いに関する効果が含まれた複合スキル。
アトランタ級共通の特徴として駆逐艦主砲を装備できるが、他のアトランタ級が何の主砲を装備していても全弾発射に要する攻撃回数が変わらないのに対し、リノは駆逐主砲を装備すると全弾発射に要する攻撃回数が増えてしまう代わりに、装備補正が上昇する。
とは言え極端な補正がかかる程ではないので、全弾発射を頼りに回転率を重視するかの選択になる他のアトランタ級に対し、どちらの主砲も近い感覚で扱えるようになるスキルと考えれば良いだろう。
なお特殊弾幕は「く」の字の弾幕を前方に3連射する形状。