曖昧さ回避
- SCEより発売したPSP向けゲーム「LocoRoco」のこと。またそれに登場するキャラクターの名称
- 映画ドラえもん「のび太の宇宙小戦争」及び「のび太の宇宙小戦争2021」に登場するピリカ星の犬→ロコロコ(ドラえもん)
- 小説「田中~年齢イコール彼女いない歴の魔法使い~」に登場するキャラクター。→ロコロコ(田中)
ここでは1について解説する。
概要
丸っこいスライムに似た不思議な生き物「ロコロコ」をゴールまで導くアクションゲーム。
キャラクター自身を操作するのではなく、ステージそのものを左右に傾けるなどして操作する独特なアクションが特徴。「LocoRoco」というタイトルどおり、使用するボタンはPSPのLボタン及びRボタンがメイン。
何ともホンワカしたキャラクターデザインと世界観、そして「ロコロコ語」という架空の言語で歌われるBGMの数々が印象的な作品。特に「ロコロコのうた」は未プレイなれどCMなどで耳に残っている諸兄も多いのではないだろうか。
プロローグ
とある惑星にはロコロコと呼ばれる歌の好きな不思議な生物が住んでいました。ロコロコたちは赤い実を食べると成長する性質を持っています。ところが、惑星さんがチョットお昼寝をした隙に宇宙からモジャ軍団がやってきて惑星を侵略してしまいました。惑星さんはモジャ軍団を退治し、元の平和な惑星を元にもどすことができるでしょうか?
キャラクター
- ロコロコ
丸いカラダをした不思議な生き物。赤い実を食べることで増えていき、同じ色のロコロコは集合してひとつになったり、逆に分裂したりすることができる。色によって何種類かに分かれているが、どのロコロコも歌を唄うのが大好き。
クルチェ……黄色いロコロコ。子供っぽい声色をしている。最初に操作することになる。
プリフィ……桃色のロコロコ。穏やかな女性のような声質をしているがメスかどうかは不明。
ペケロネ……赤いロコロコ。早口でペチャクチャ喋る。斜視。唄う歌はラテン系に近い。
タプレ……青色のロコロコ。間延びした声をしており、オペラ調で唄う。のんびりした性格。
チャベス……緑色のロコロコ。声は男性のもので、スピード感のある曲を唄う。
ブッジ……黒いロコロコ。低いしゃがれ声で、顔立ちがモジャに似ているが敵ではない。
- ムイムイ……青い小人。ロコロコの友達で、一緒に歌を唄ったり色々とサポートをしてくれる。各ステージのどこかに隠れている。
- ニョッキ……その名の通り地中からにょきにょき生えてる謎の生物。常に笑顔のピンク、怒りっぽい緑、寝坊助のオレンジの三色が存在する。
- チュッパ……スポイトのような口でロコロコを吸いつけ、勢いよく発射して遠くに飛ばしてくれるお助けキャラ。
- モジャ軍団……宇宙から惑星さんを侵略しに現れた敵。ロコロコが大好物で、食べようと襲ってくる。体の大きい「オジャ」やミニサイズの「コジャ」などの亜種が存在する。2では歌を覚えた他、亜種も大幅に増えた。
- ボンムーチョ……全身緑色でチョビ髭を生やした謎のおっさん。シルクハットを被り、ステッキを持っている。
- トゲッチ……目玉がついたトゲそのもの。当たるとダメージを受けてしまう。水中に集団で生息する「ガジョレ」という亜種がいる。
- ボッチョーロ……緑色のフクロウのような姿をした敵。ロコロコに向かってトゲを吐き出してくる。
- ホーホー……顔と足だけの生き物。ロコロコを見つけると踏み潰そうと近づいてくるが、ダメージを与えるわけではない。
- ブトラゲーニョ……垂らしている触手にロコロコが捕まると口元まで運ばれて食べられてしまう。「ブトラガプレ」という亜種が存在する。
- ムスクス……魚に手が生えたような生物。鋭い歯を持ち、地中から急襲してロコロコを浚う。
- クーナクーナ……雲の子供。より集まって足場となり、高所に運んでくれる。
- 惑星さん……ロコロコが住んでいる惑星。プレイヤーはこの惑星さんを操作し、大地を傾け雷を起こしてロコロコを導いていく。
「LocoRoco2」から登場
- ヴィオラ……紫色のロコロコ。プリフィと同じく女性的な声と顔立ちで、お転婆な性格。
- マジョリーネ……ボンムーチョの母親。ケバケバしい外見をしたおばさん。
- ブイブイ……ムイムイが洗脳され赤くなった姿。イタズラが大好き。ステージのひとつ「ブイブイのとりで3」は鬼畜難易度で有名。
- ガランマール……ブイブイにいじめられていた謎のおっさん。ボンムーチョによく似ている。