「FENG MIN(凤敏)」とはゲーム「DeadbyDaylight」に登場する生存者の一人。
初の中国人にしてeスポーツで活躍する女性プロゲーマーという型破りな設定の生存者。
概要
色白でスレンダーな黒髪少女。
イメージビジュアルの踏ん反り返った腕組みポーズが彼女の勝利に貪欲な性格を表している。
後のアップデートで待機モーションでもこの腕組みポーズをするようになった。
同DLCに収録されている殺人鬼「THEDOCTOR」が中国でネット依存症に対して拷問紛いの電気ショック療法を行使した実在の精神科医をモチーフとしているため、フェン・ミンは彼の被害者達のアバターと言える。
背景
子供の頃からコンピューターゲームにのめり込んでいた根っからのゲーマー。
ゲームを禁じて学業を強制する両親を嫌ってネットカフェやLANパーティに入り浸って家族と疎遠になり、一人っ子にも関わらず厄介者扱いされる。
ゲームの腕前で尊敬を集めた彼女は「シャイニングライオン」の異名を付けられ、eスポーツチーム「LASER BEARS」に勧誘された。
抑圧や偏見から解放される聖域を見つけた彼女はプロゲーマーとして活躍し、ゲームの世界の頂点に君臨し続けた。
寝る間も惜しんで練習に打ち込み、スタジアムを埋め尽くすほどの大勢のファンの注目を集めたが、トップで在り続けるプレッシャーに押し潰されて調子を崩し、負けが込んで自暴自棄になって夜の街を彷徨い歩くうち、悪夢の世界に迷い込んだ。
衣装
ぴっちりとした短パンと左袖に「玖」と書かれたスポーティーなポロシャツは所属しているeスポーツチームのユニフォームで、背中には「LASER BEARS」の名の通りオプティックブラストでも発射しそうな横一筋の目をしたメカのクマが描かれている。
普段着はストライブシャツの上に暗い色のカーディガンを羽織った地味目な衣装。
人皇战袍
イベントで限定配布された衣装で、英語名は「Lazer Bears Victory Polo」
「人皇战袍」を直訳すると「神の鎧」みたいな意味になってしまうが、「人皇」はトッププレイヤーなどに付けられる異名、「战袍」はユニフォームを現す。
デザインは金色をベースにした色違いだが、背中のチームエンブレムの下に書かれていたチーム名のロゴが「人皇」に変わっている。
性能
発電機の攻防に長けているが、公式の紹介文ですら負傷者を見殺しにするくらいには協調性ゼロ。
固有パークのほとんどは発電機に関わるものであり、仲間が一緒にいると邪魔になる能力のため、能力を活かすためには単独行動を強いられる。
扱いやすい能力で取っつきやすいが、否が応でも仲間との連携を求められる本ゲームにおいて、状況に応じての取捨選択が常に求められる中・上級者向けのキャラクター。
PERK
テクニシャン(Technician)
「これステルスするから(I'm gonna stealth this one.)」
自分の発電機修理の音が聞こえる範囲が8m減少。さらにスキルチェック失敗時の騒音通知を30・40・50%の確率で無くす。(進捗は後退)
隠密修理パーク。修理の雑音をほとんど聞こえなくでき、おまけ程度だがスキルチェックでのミスで通知がいかなくなる(ことがある)。メインの修理音減少は、テクニシャンを持っていない他の生存者と一緒に修理していると音漏れするため隠密修理をする場合は1人で修理しなければならない。
しなやか(Lithe)
「おこなの?(U mad?)」
障害物を走って乗り越えた後の3秒間、移動速度が150%になる。
このパーク効果が発動すると60・50・40秒間は疲労状態となる(※)。
条件付き全力疾走。窓枠や板はある程度生成されるため腐りにくく一気に距離を離せる。いつ使うかをある程度選べるためこちらを採用する人もいる。以前はチェイス中でなければ使えなかったため奇襲にめっぽう弱かったが、アップデートで非チェイス時にも発動できるようになった。だが、今の仕様でも咄嗟の使用は難しいので慣れた人向け。
警戒(Alert)
「私トゥルーサイトあるし(I have true sight.)」
殺人鬼が板または発電機の破壊を行うと、殺人鬼の姿を3・4・5秒間可視化する。
かなり使いやすい索敵パーク。初心者から上級者でも活躍できる高性能で、慣れた生存者ならこれで「殺人鬼が誰か」「その後の進行方向」「発電機か板のどちらを蹴ったか」まで知ることができる。
欠点は「自分にしかわからない」「発電機や板をあまり蹴らないキラーだと効果が薄い」という理由で発動がまばらになってしまったり仲間と孤立してしまう可能性がある。
関連タグ
SoulatStake/灵魂筹码:中国版DbDと呼べるホラーゲーム。