オプティックブラストとは、アメリカの漫画出版社『MARVEL COMIC』の作品の一つ『X-MEN』の登場キャラクター「サイクロップス」の能力のことである。
概要
X-MENのリーダー・サイクロップスの能力。
目からビームが撃てるという、ミュータントでもかなり特異かつ攻撃的な能力。
サイクロップスの目は異世界と繋がるゲートとなっており、太陽光を浴びてエネルギーを充填、ゲート能力を利用してビームを発射している(太陽光を浴びてない状態でエネルギーが切れると発射できなくなる)。
非常にシンプルだが威力はバツグンで、軽くぶっ放しただけでも薄いコンクリの壁ぐらいならぶち抜くことが可能。着弾地点が爆発するか、焼き切るように敵を切断するかは場合による。かつては最大出力ともなれば、戦車をも撃破できた。
ただし、これは「サイクロップス(一つ目鬼)」というコードネームの由来となっているバイザーがあってこそ制御が付くもので、これが無いと常時目からビームが出っぱなしという危険極まりない状態になってしまう。
劇中でもヤンキーに絡まれて、日常生活用のルビークォーツのサングラスを外された際に所構わずビームが暴発した。
特性としては「自身や血縁者には通用しない」という物がある。そのため瞼を閉じれば遮断する事は可能(瞼も自身の体の一部なので)。
…作品によっては普通に身内を撃ってる場面もあるけどな!複数の担当がいるアメコミならではの矛盾である。
撃つ際には出力次第で反動があるらしく、X-MEN '97などで放った反動を利用して高速移動したり、高所からの落下速度を落として着地したりもしている。
なお、昨今のMARVELワールドのパワーインフレの煽りをまともに食らった能力であり、最近だと全力全開によるコレ一発で都市が焦土と化した。
日本では『マジンガーZ』の影響もあってパロディ技として使われることも多い。
後継者
- デ・ジ・キャラット
- ネコアルク(※技名が「おぷばっ!」オプティックブラストの空耳)
- デッドプール(※劇場実写版の独自設定)
- クリムゾン・ヴァイパー(※UMVC3にてオプティックブライトという技が追加)
- キュアラブリー(ラブリービーム)
- ガラルフリーザー(いてつくしせん)
元ネタ?
- スーパーマン(※太陽光をエネルギーとして目からヒートビジョンを放てる)