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ヤオ・ロゥ・デュッシの編集履歴

2022-03-02 12:44:37 バージョン

ヤオ・ロゥ・デュッシ

やおろうでゅっし

柳内たくみのファンタジー小説「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」の登場人物。

CV:日笠陽子

概要

特地に住むダークエルフの女性。外見は30歳前後だが実年齢は315歳。

主人公の伊丹達が手負いにしてしまった炎龍に居住地を襲われたため(ただし、巣自体はこの近辺にあったため、炎龍は逃げ帰っただけである)、そうとは知らず集落の代表として、緑の人と呼ばれていた自衛隊に炎龍退治を依頼しに来た事が縁で伊丹テュカレレイロゥリィら3人娘と出会う。


アルヌスにやってきた頃は、冥府神ハーディの信徒として「ヤオ・ハー・デュッシ」を名のっていたが、休眠期の炎龍を起こした張本人がハーディの使徒ジゼルで、ダークエルフが炎龍の犠牲になった事をハーディがなんとも思っていない事を知ると、ハーディ自身に三下り半をつきつけて棄教し、ロゥリィの最初の信徒となる栄誉を得て「ヤオ・ロゥ・デュッシ」に改名した。


※その為、ロゥリィの直信徒第1号を夢見ていたニーナ・エム・マルガリータからは嫉妬されている。


武人的な性格の持ち主で、自分のことを「此の身」、他者に対しての敬称として「御身」と表現する独特の口調で話す。


性格は“狡猾を持って良しとするダークエルフ”としてはかなりの石頭。実直である反面、ひとつのことにとらわれると周りが見えなくなり、こだわるあまり進む先が断崖絶壁だろうがなんだろうがどこまでも突き進んでいくというどこぞの島国根性丸出しの国民みたいな面がある。自身の命を以て贖罪しようとする姿勢などもある。後者についてはダークエルフの長老たちにガッツリ叱責されている(アニメではこのシーンは省略されている)が、伊丹と出会う前のヤオの不幸属性はこの性格が呼び込んでいたものとも言える。


婚約者とは結婚直前に死別、その葬式で言い寄られた男も事故死するなど不幸属性である事を認識しており、何かしらある度に自分がかかわると悪い事になるのではと考えてしまっていた。ロゥリィからもらった五円玉を幸運の護符として身につけると不幸に会わなくなったが、それも無くしてしまい意気消沈していたところ、伊丹から10倍の効果があるといって50円玉をもらい、最終的には500円玉数枚をアミュレットの様な飾りにしつらえていた。実際、500円玉の護符はヤオの命を救うこととなる。


それ以前にもチンピラの男に強引に迫られて、それで金銭を巻き上げた(とゆーか、男が勝手に落としていった)のを、男が恐喝事件に仕立て上げたため、自衛隊の警務隊に「話を聞きたい=補導したい」をそのまま依頼を聞いてもらえると勘違いしてほいほいついてって捕まっている。

ただしこの時は即座に誤解が解けて男は逮捕され、ひとまずの目標だった“緑の人”の長=狭間陸将との交渉にこぎつけ、最終的に自衛隊による炎龍討伐に繋げている。

ひょっとしてヤオの不幸属性は日本人には通用しないのか?


伊丹が3人娘やダークエルフ達と協力して炎龍を倒した後は、奴隷=所有物としてダークエルフ族から伊丹に献上された。自身が伊丹の所有物であると言う立場や、3人娘よりも年長で身体も成熟している為か、伊丹に対して、

  • 夜伽の相手は自分がする
  • 皆から見えないところでなら遠慮なく胸を揉んでくれてかまわない
  • 赤ん坊は一人では作れないので協力してほしい

といった性的なアプローチをしかけるが、その思いが成就する気配はない。

後にそういった積極アピールは「伊丹をドン引きさせる(意訳)」との指摘を受けて控えるようになった。

また、そもそも出会いからして最悪(知らなかったとは言え、ロゥリィの策謀により伊丹相手に抜刀している)な上、更に追撃まで加えている(3人娘の中でももっとも伊丹好みであるテュカを精神崩壊の危機に追い詰めた)し、ついでに石頭ぶりがめんどくさがり屋の伊丹にとっては扱いにくい相手だったりと、ハンデを負いまくっている。その為、本人は3人娘と同位に立っているつもりだが、伊丹本人からは3人娘と比べて明らかに一段格下(おそらくは更にピニャのその下)の扱いを受けている。3人娘の方もライバルとして意識していない。

この為、ムチムチな体つきで、外見年齢的にはもっとも伊丹に近いにも関わらず、3人娘と違って、伊丹に性的に欲情されたことがない(レレイは自衛隊宿舎に泊まらせたときにその寝姿に誘惑されかけ、ロゥリイには「20代の姿が拝めないのが惜しい」と言っている。テュカはドストライクなためそれこそ年中。ちなみに、出会いがヤオと同じくらい最悪なピニャですら、打ち解けた後は抱きつかれたときにの感触に役得を感じたりしている)。


ちなみに、ダークエルフ自体が貞操観念が希薄な性質の種族であり、ヤオ自身もちゃんと手順を踏めば行きずりの人間と肌を重ねるのも特に厭わないと考えている為、上記の強引に迫ったチンピラの男も、ヤオに言わせると「きちんとした手順を踏まないで強引に迫ったのがいけないのであって、きちんと口説いてくれれば床を共にするぐらい問題はなかった」とのこと。


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