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ピニャ・コ・ラーダ

ぴにゃこらーだ

柳内たくみのファンタジー小説「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」に登場する赤髪の乙女。
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概要

「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」に登場する異世界「特地」に存在する覇権国家「帝国」の第三皇女。父は皇帝「モルト・ソル・アウグスタス」。側室の娘でモルトの5番目の子供にあたる。「ゾルザル・エル・カエサル」と「ディアボ・ソル・カエサル」は異母兄。

※名前は、カクテルの「ピニャ・コラーダ」からとられたものと推測されている。

やんちゃだった幼少時に見た宝塚歌劇団の様な舞台の影響をうけて、貴族の子弟を率いて騎士団ごっこをするようになり、子供の教育に良いという貴族の反応をうけて正規の軍事教練をうける騎士団になった。騎士団では自立・規律・敬愛・愛護・連帯感を尊重し、師弟関係にあたる義理の兄弟・姉妹縁を結ぶといった独特の気風が確立され、ピニャ自身もボーゼス・コ・パレスティーと姉妹縁を結んでいる。が、同時に、男性騎士団員同士の友誼を覗くと言ったピニャが腐る元凶の様な事も行っていた。

男性団員が16歳となって軍人の道を進むなど騎士団を離れると、騎士団に所属していた貴族の娘たちによる私兵集団「薔薇騎士団」を設立。薔薇騎士団には隊長を務めるボーゼスとパナシュの他、ハミルトン・ウノ・ローヴィフィータ・エ・カティシャンディー・ガフ・マレアスイッセス・コ・メイノら所属している(男性メンバーも一応いるがほとんどは女性)。しかし本人達の意図と異なり帝国では儀仗兵の扱いを受けていた。

幼少時はやんちゃだったが、正規の軍事教練を受けた事で、皇族ながら粗末な食事にも不満を漏らさず、野外に宿泊する事も平気。また皇族としての強い義務感も持っており、帝国の為に苦楽を共にしてきた騎士団の女性たちを死地に追いやる事も厭わない強さから皆から慕われている。しかしとある趣向を除いては基本的に乙女で、慕う男性に対しては奥手になってしまう。

ロマンチストの面がある一方で、利害の発生する場面では基本的に非情な迄のリアリストでもあり、曰く「帝国貴族が頼るのは己の力量」。基本的に精神論や感情論とは無縁。物や人を見る目もかなり高い。但し倫理観は強く、非武装の自国民に対する損害も辞さないゲリコマ戦術を提案した元騎士団員を叱責している。

モルトから自衛隊が駐屯するアルヌスの丘を偵察してくるように言われて帝都を出た後、イタリカが盗賊に襲われているのを自衛隊の攻撃と勘違いして合流。イタリカを治めるフォルマル家の当主ミュィが11歳と幼い女の子であった事から全体の指揮をとり初陣を飾った。イタリカの事情から十分な兵力が無く、ピニャ自身もハミルトンと数少ない騎士団の男性団員グレイ・コ・アルド、騎士ノーマ以外の手勢を連れずに行動していた為に苦戦を強いられていたところ、伊丹耀司率いる第3偵察隊とテュカレレイロゥリィらがイタリカに到着。自衛隊の協力を得て盗賊を撃退した。しかしその際に圧倒的な自衛隊の攻撃力を認識させられたうえ、その後に日本を訪れた事で国力の圧倒的な差を知り、帝国存続の為の和平交渉の仲介役に尽力する。

しかし、無能な兄ゾルザルがクーデターで帝国の実権を握った事でピニャの努力は報われず、父と共に帝都に幽閉されてつるし上げの対象にされた為に政治に対する意欲を失い、もののついでに伊丹に救出され帝都を脱出後は、伊丹と行動を共にしたり、日本に行ってスカイダイビングを楽しんだり、日本で芸術を堪能していた。が、シェリーによって表舞台に連れ戻され、時期皇帝となる皇太女に据えられた。そしてゾルザルとの決戦では他種族を率いて戦い、自衛隊が応援にかけるけるまで持ちこたえて勝利した。

見た目は、真紅の髪と真紅の瞳を持つ美女だが腐っている
特に、日本を訪れた際に避難した伊丹の元嫁「梨紗」の家で見た芸術に感激し、芸術を読む為に日本語を習得した程に傾倒している。閉門騒動後は新たな芸術が手に入らなくなった為、自ら芸術を創作しようとしたが画伯な腕前に嘆息していたところを、伊丹に勇気づけられてデッサン修行を続けている。良くも悪くも一番日本に感化された人物ともいえる。
なお、温泉における会話から察するにどうやら先天性のものらしく、ようは元から腐っていた
さらに始末が悪いことにどうやら薔薇騎士隊全体に感染(?)しているらしく語学研修でやって来たほぼ全員が(自分たちが先に受け取ったとはいえ)皇女殿下を差し置いて、白昼堂々お茶をしながら食堂の店内で回し読みを始めると言う始末である。
因みに、彼女たちが何に関心があるのかを調査していた自衛官を「腐ってやがる…」ドン引きさせた。(報告書になんて書けばいいんだ…)

閉門騒動後から2年後には新たな皇帝として即位する予定の為、婿問題に直面しているが、ピニャ自身が性根が乙女である事や、理想の軍人像が高い事、政治的な問題もあって決まらずにいる中、それらの条件を満たす存在として伊丹がクローズアップされ、海で遭難した際に伊丹と二人きりで行動した事もあって、伊丹をお父さんと呼ぶテュカ・伊丹と儀式をすませた配偶者だと言うレレイ・伊丹を眷属にしたロゥリィ・伊丹の所有物であるヤオら女性陣と雌雄を決する立場になった。

実はピニャもWeb版から大きく結末が変わっている。
詳細は省くが、書籍版と比べて伊丹によるピニャへの精神面のケアと周辺問題へのフォローが足りなかった結果、色々と追い詰められてほとんど実質的なラスボスと化していた。

キャラクターデザインについて

文庫版・公式コミカライズ・アニメ版でキャラクターデザインがバッサリと変わるのはライトノベル原作作品ではよくあることだが、ピニャの場合若干状況が特殊である。

ゲート2
ほんとはライバル?


  • 上画像1枚目が竿尾悟氏本人がpixivにアップしているコミック版2巻表紙で伊丹の後方向かって左側の人物がピニャ。2枚めがアニメを基に描かれたイラストで向かって左側の人物がピニャ。

原作小説ではボーゼスとの凸凹コンビと評されていることから小柄であるとされがちだが、ハードカバー版ではそれほど小柄には描かれていない。また髪は緩くウェーブしたストレート。ただ、ハードカバー版自体の挿絵が少なく、テュカレレイロゥリィ程判断ができるイラストがない。
 
文庫版挿絵では身長が下がり栗林志乃と並ぶトランジスタグラマーとされ、髪はストレートのロングヘアを、普段は軍務に支障がないよう、前髪をオールバックにしてまとめている。また、私服や(軍人として以外の)公務の際も髪はまとめている

一方公式コミカライズ版では、まず小柄ではなく、ボーゼスよりやや低い程度(ボーゼスが結構な長身なので、ピニャもむしろ女性としては長身・大柄に見える。小柄なハミルトンや栗林より明らかに長身)。プロポーションもかなりムチムチ。髪はウェーブのかかったセミロングヘアを後ろ髪のみ結いこんでいる(ウェーブが天然なのか、普段まとめているためについたクセなのかは不明)。結い方は太めの三つ編みで必要時のみさらにアップにしている。また私服や公務の際は髪を降ろしていることも多い

アニメ版では文庫版のデザインを基調としている。ただし、(栗林ともども)体形はやや控えめに(アニメのキャラクターデザインの特徴と思われるが、ボーゼスやデリラなどはそれほどでもないため、ひょっとして中井準巨乳ロリ苦手なのかも……)

コミカライズ版では萌えよりも写実性を前面に押し出し劇画タッチの竿尾悟が担当したため、文庫版やアニメ版と大きくイメージの違うキャラクターが多いが、ピニャのみはアニメ展開後に開始されたスピンオフコミックでも基本的に竿尾デザインが採用されている。
もっとも手広くなる映像メディアに先発のデザインを合わせてしまうことが多いこの種の作品としては、非常に珍しい現象である。

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