概要
CV:東山奈央
特地のコダ村に住んでいた15歳の女の子。
リンドン派攻撃魔法の大家である賢者・カトー・エル・アルテスタンのもとで魔法を学んでいた。エルフのテュカやヤオ、亜神であるロゥリィとは違い、普通のヒト種である。
故に外見はメインヒロイン3人の中では唯一の年相応……というか、年相応未満。作中ロゥリィが12~13歳の外観と表現されているが、レレイはそれよりさらにつるぺったん。コダ村が健在だったころは井戸端で白昼堂々水浴びしていても誰も気に留めなかったという。
ただ、自衛隊と行動を共にするようになってから(栄養のあるものを食べるようになったからか?)発育が良くなったようで、まだまだ控えめで姉のアルペジオには及ばないものの、少しずつ女らしい体つきになり始めている模様。
カトー老師の下で賢者としての薫陶を受けていたこともあり、頭脳明晰で好奇心旺盛。自衛隊が持つ銃器の原理を独力で理解する、日本語を短期間かつ独学で習得する、漏斗を用いた成形炸薬に使われるモンロー・ノイマン効果を利用した魔法の開発、ノートパソコンに興味を持って東京で購入した後完璧に使いこなす、自動車運転をWRCドライバー並みにマスターする、特地における最高位の学位である導師号の史上最年少での取得など、技術や知識の拡大にも余念がない。
基本的には無表情で冷静な性格だが、興味を持った伊丹のことを一緒に過ごすうちに好きになったようであり、まだ保護されて間もないころ、伊丹が特地の風習に不案内なのをいいことに、夜寝るときは何度も伊丹の傍で寝かせてもらい、『三日間寝所を共にした男女は夫婦として認められる』という特地における婚礼の風習『三日夜のならわし』をこっそりクリアしたり、彼に近寄る女性に嫉妬したり、対炎龍戦では戦闘中にタガが外れたのかブチ切れて炎龍を口汚く罵り、その戦いで魔法で飛ばした剣が炎龍に刺さった際『刺さる、殺せる』と確信し、いつもの性格の裏返しのような攻撃的な笑いを見せるなど、決して無感情というわけではない。
つうか、そもそも初登場からして師であるカトーのセクハラ発言に対して制裁している。
対炎龍戦では巣穴にあった剣を魔力で浮かべ、知り合いの仇でもある炎龍に死ね!くそったれのトカゲ野郎!!と某作品の贋作者の攻撃を思わせる包囲した剣の連続攻撃し、ダメージを与えるも、大量の魔力を使った為に疲労して気を失うが、その攻撃が炎龍戦撃破に繋がる事になり、勝利を収めた。
その功績から炎龍退治の功績を妬んだ者が差し向けた暗殺者から狙われたり、後に冥府の神ハーディと出会ったことにより単独で「ゲート(門)」を開く力を手に入れたりと、物語的にも重要な立場を担う。
彼女自身は「ルルド」という流浪の民であるが、特地における魔導師・学者・賢者の集う学問の都ロンデルに、鉱物学を専攻する、アルペジオという義理の姉がいる。
日本と特地の戦争の終末期からは、自衛隊の特地駐屯地の難民キャンプから大きく成長したアルヌスの街の生活協同組合において、テュカやロゥリィと同じく組合の最高責任者の一人として働いている。
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