概要
CV:高垣彩陽
学都ロンデルに住む魔導士。レレイの義姉。愛称は「アルフェ」。
ミモザ・ラ・メールを師匠として持ち、レレイとは対照的ではきはきした性格で、体型もレレイとは対照的なナイスバディ。
ロンデルで魔法の研究に勤しんでるが、研究に多大な資金を要する鉱物魔法を専攻しているため常に金欠に苦しんでおり、資金稼ぎの内職として書籍の写本をしているが、師匠のミモザ・ラ・メールに部屋を散らかしており、苦労する事が多く、頭の悩みでもある。
レレイには自分よりも財力・知識・交友関係等のあらゆる面で遅れをとっており、これが原因でよくケンカになるが、これは感情表現に乏しいレレイとの、カトーと同じアプローチとしてのコミュニケーションの一環であり、元来情に厚い性格で、再婚したレレイの母が死んだ際にも「病気してばかりで結婚したのは損だった」と言い放つ実父に三行半を突きつけ、また、後述のレレイの導師服の代わりを徹夜で用意した件など、根は妹思いの優しい面を持つ。
ロンデルで学徒生活を送っているエルフのフラット・エル・コーダとは良い仲で、彼からはやんわりと好意を示されていて、アルペジオはそれに対し少しツンケンした態度を取っているが、内心ではまんざらではない模様。
導師号の試験を受けにロンデルへ来たレレイ達と出会い、彼女が導師号の試験を受けると聞いて喜びはしたものの、自分よりも財力・知識・交友関係等のあらゆる面で勝るレレイに嫉妬して姉妹喧嘩を起こしたが、レレイ暗殺の為に送ってきた暗殺者の出現で姉妹対決はうやむやのうちに終わったものの、汚してしまったレレイの導師服の代わりに自分が着る予定で準備していた導師服の丈を徹夜で詰め、彼女に渡した。
因みに審判のロゥリィによると13回目の姉妹喧嘩である模様。
なお、この嫉妬から来る逆恨みでレレイに喧嘩を吹っかけた一件も、
『自分の中の嫉妬や反感などのマイナス感情を下手に押さえつけて笑顔で祝福したら、反動で後々にもっとひどい形で爆発するかも知れない』という懸念から、そうした負の感情を早めに発散させて禍根を残さないことを旨とする彼女なりのスタンスによるものである。
外伝四ではレレイからの依頼でアルヌスに向かう途中、レディ・フレ・カエサルの策謀によりイタリカで拘束され、紆余曲折の末フォルマル家のお抱え魔道士となった。
余談
義妹であるレレイに嫉妬する様子からケンシロウとジャギの関係に似ており、次回予告の際、「姉より優れた妹なんて存在しな~~~い」と叫んでいた。