概要
正式タイトルは『メサルギアソリッド スネークエスケープ』。
メタルギアシリーズの生みの親である小島秀夫氏がサルゲッチュのファンであったことからこのコラボが実現した。
なお前年に発売されたメタルギアソリッド3にはサルゲッチュをモチーフにしたミニゲーム「猿蛇合戦」が収録されている。
本作はゲームを進めることでショップに入荷し、購入することでプレイ可能だか他のひみつゲームとは違い、本作のみ価格が573チップとなっている。だが、サルゲッチュ3本編クリア(1度目のラスボス撃破後)したセーブデータがメモリーカード内にあればパスワードで「ゆめのきょうえん」を入力すれば、全ファイル内に「メサルギア」がタダでゲッチュできる。
サルゲッチュシリーズがCERO-Aの為に、残酷な演出は全く無く、セリフの内容が子供向けに調整されている(例:三人称が「キミ」・「戦争」が「戦い」に置き換えている等)。
また、操作方法がサルゲッチュ感覚になっている上、敵兵であるピポサル達は本家以上に手強くなっており、本家をやりこんだユーザーの多くは苦戦するであろう。
登場人物
本作の主人公。伝説の傭兵ソリッド・スネークの戦闘データをインプットしたピポサル。見た目はスネークを模しているが使用言語はサル語。
メタルギアソリッドの主人公。過去3度にわたり、メタルギアの脅威から世界を救ってきた伝説の英雄。外見のグラフィックはネイキッド・スネークを流用している。本作ではメサルギア格納庫付近で負傷し、同時に無線機の故障で広範囲の周波数が発する事が出来ないので、救助に向かったピポスネークのアドバイスを与える役になっている。
スネークの元上官であり、本作ではハカセの友人という設定でもある。
ピポヘルの生みの親。
冒頭ムービーにて大佐と通信しているがその途中でなぜか突然顔がメタルギア風のタッチになる。
武器・アイテム
素手
初期装備。ピポオセロットとの決戦はこれ一本で戦うこととなる。
バナナピストル
同じく初期装備でその名の通りバナナ型のピストル。
パイナップルボム
パイナップル型手榴弾。
スイカボム
地面に設置するスイカ型爆弾。設置後、もう一度ボタンを押すと爆発する。ヒビの入った壁に穴を開けることもできる。特定のステージで敵が仕掛けた地雷が設置されているが、本家と違い回収が出来ずに爆破してダメージを受ける(スネークも一応その事を注意を言っている)。拘束されているスネークの前に設置して爆発すると…?
ダンボール
メタルギアシリーズではおなじみの身を隠すアイテム。
ステージ
ひみつきち、けっせん!メサルギア、オトコのケジメ以外は全てサルゲッチュ3の本編ステージをイメージしているほか、ボスキャラはメサルギア、ピポ・オセロットを除き全てサルゲッチュ3本編に登場するテレボーグである。
ひみつきち
最初のステージ。メタルギアシリーズの世界観を意識した基地ステージ。ボスはなし。
ドンドコゆきまつり ほくぶ
雪が降りしきる北国が舞台。ボスはサルローダー。
とのさまじょう とうぶ
和風の城が舞台。ボスはサルUFO。
とこなつアイランド なんぶ
南の島が舞台。ボスはマンモスロボ。
ウエスタンビレッジ せいぶ
西部劇風の街が舞台。ボスはなし。
けっせん!メサルギア
メサルギアとの決戦の地。
オトコのケジメ
メサルギア撃破後に強制的に突入する最終ステージ。ピポオセロットとの1vs1の最終決戦。
特典
各ステージ内の敵兵が持っているドッグタグならぬ「モンキータグ」を所持している。素手でダメージを与えて気絶させると落とす。全て入手すると、エンディングムービーが入手できるパスワードが確認できるようになる。
また、各ステージに敵兵に捕まっている捕虜のピポサル達がおり、全員助ければ、本家の「無限バンダナ」と同様の効果を持つ「ワニキャップ」を獲得出来る。ただし、上記の通り序盤のステージから捕虜がいる為、わざわざ敵がいる中に後戻りをするよりも武器の残量が引き継げる2週目以降で救出した方がいいであろう。
関連項目
関連タグ
コラボ関連
MGS3:ソリッドがピポサルを捕まえるミニゲームが収録されている。大佐とハカセが友人の設定はそこから引き継がれている。サルゲッチュのコラボはあちらが先である。各リメイク版では残念ながら収録されてない。
大乱闘スマッシュブラザーズ…後にスネークがゲスト出演している。XとSPに参戦している。
ラチェット&クランク…サルゲッチュシリーズとのコラボが数回にわたって行われており、サルゲッチュ3でもパスワード入力で同作の主人公を模したサルが隠しサルとして出現する。