連邦軍の主力機ジムのバリエーション機の一つ。
機体説明
V作戦発動によってスタートした連邦軍のMS開発に合わせ、より効率的なパイロット育成のために開発された教習機。先任機のザニーに比べ、より連邦軍標準配備機体であるジムに合わせた適切な訓練内容を提供できる機体となっている。
コクピットは複座型仕様で、同乗する教官の視界は前面にあるガラス面で確保している。一部装甲を簡略したことで機動性が上がっており、転倒や機体同士の衝突を考慮して機体骨子を補強している。基本性能はノーマル仕様であるジムと変わらないが、コスト削減で装甲材質を落とした上に武装もビームサーベルのみで頭部バルカン砲も無い、あくまで操縦訓練目的に特化した機体と言える。
ゲームでの性能
戦場の絆では、近距離カテゴリで登場。連邦で新しく始めたプレイヤーに支給される最初の機体で、連撃のタイミングガイドや攻撃無効マーカーといった初心者向けのサポート機能がついている。
機動戦士ガンダムバトルオペレーションでは旧ザクの連邦版といった立ち位置で、性能もほとんど似ている。教習機のはずだが、高威力のタックルを繰り出すことができる。「バトルオペレーション2」では訓練のクリア報酬として入手可能。コスト100の機体にもかかわらず緊急回避制御、高性能バランサー、格闘連撃制御といった非常に扱い易い機体となっており、教習機にも関わらずベースとなったジムよりもかなり強くなってしまっている。
機動戦士ガンダムオンラインではプレイヤーが最初から使用可能な支援カテゴリの機体として登場する。支援カテゴリの機体のほとんどに言えることだが耐久性や運動性は最低クラスであり戦闘にはおすすめできない。
その代わり補給ポッドやレーダーの設置、味方機の修復など重要な役割も担っており、決して無駄な機体ではない。支援カテゴリの基礎を学べる機体でもあり、ベテランのプレイヤーにも愛用者は多い。
機体データ
型式番号 RGM-79T(TGM-79)
所属 地球連邦軍
開発 地球連邦軍
生産形態 量産機
全高 17.8m
重量 40.5t
装甲材質 チタン系合金
武装 ビームサーベル