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テーレッテーの編集履歴

2012-02-19 19:05:34 バージョン

テーレッテー

てーれってー

テーレッテーとは、原哲夫・武論尊作の漫画『北斗の拳』を原作としたアーケード版格闘ゲームにおいての流れるBGMである。

概要

AC版『北斗の拳』においての死の象徴・処刑用BGMテーレッテレーではない。

これが流れると殆どの場合、相手は死ぬ。


元々はアニメ版『北斗の拳』の劇中に流れるBGM「戦闘」のメロディーを文字に起こしたもの。

アニメの初代主題歌「愛をとりもどせ!!(byクリスタルキング)」のインストアレンジであり、主に次回予告ケンシロウが相手に奥義を放った時などで使われていた。


なお、擬音語であることを強調するためか半角カタカナで表記するのがお約束となっている。

クライマックスシーンでもよく使われるため、この曲が流れると相手はほぼ間違いなく死ぬ。そのため、処刑用BGMなどと呼ばれることもある。


アーケード版北斗の拳において

AC版『北斗の拳』には「死兆星システム」というものがあり、7つの星(北斗七星)を模したゲージは互いに満タンの状況からスタートし特定の攻撃を当てるなどをして減らすことが出来る。

そして、これが0になるとゲージの脇にある死兆星のランプが点灯する。この時相手が「一撃必殺奥義」を放つ事が可能になり、これが当たれば体力がいかに残っていようが文字通り一撃で倒されてしまう。

その一撃必殺奥義が命中した際に流れるBGMが「テーレッテー」(曲名:「FATAL K.O.」)となっている。

外せばゲージ全消費などのリスクはあるものの、ハート様を除く全てのキャラがコンボに組み込む事が可能なためリスクとして作用していない。

そのため最終ラウンドにおける決勝打として使い勝手は脅威的で、対戦では頻繁に耳にする機会がある。


また、このBGMは最終ラウンド且つ両者体力ゲージが一定以下の状況においても、究極奥義(いわゆる超必殺技)を放った瞬間に流れる。

命中すればほぼ確実に勝負は決するので戦いのクライマックスの象徴としての演出といった所か。

ちなみにこちらの「テーレッテー」は技がガードされようが関係無く流れるため、そこで決着がつかなくてもBGMは流れ続け戦いは続行される。

このゲームの「テーレッテー」は大半が一撃必殺奥義命中時に流れるため、

この状況自体が割と貴重でありお互い瀕死の決着直前という事もあってアツくなれる事請け合いの演出である。


他にも、1人用のアーケードモードではラスボスである拳王(ラオウの強化バージョン)が、

落とすと敗北=プレイヤーの勝利が決定するラウンドで体力一定以下でダウンすると発生。

体力・タイムが全回復し、全てのゲージ類が最大まで強化される「拳王の復活」イベントが起こる。

それ以降BGMがテーレッテーに変わる。まさに最後の死闘と言えるシチュエーションといえよう。

最も拳王の体力が減ったらダウンさせないようにコンボを決めたり、そこまでに死兆星を出して一撃技でKOすれば復活することはない。


参考動画


一撃必殺技の中でも、特にトキの「北斗有情破顔拳」及びユダの「血粧嘴」は各キャラに搭載された一撃必殺奥義の中でも図抜けた性能を誇る。

特にトキに至っては他の性能もぶっ飛んでいたため、稼動中期までは対戦でトキが容赦無くこの技を放ちゲームセンターは一躍「テーレッテー」の炎に包まれていた。(撤去的な意味で)

実はユダの一撃は総合的に見るとトキ以上の性能を誇るのだが、

ユダ自体はゲージ管理を前提とするテクニカルキャラなため、そこまで猛威を振るわなかったようだ。

対人戦よりむしろCPUユダのいわゆる超反応という意味で驚異的であり、小技すら見てから決められることも多々ある。


その影響

北斗有情破顔拳のインパクトは絶大であり顔文字やAAまで作られ、

これが様々な所で一人歩きした結果、ゲームをやったことの無い人でも知っているという程の知名度を誇っている。


そしてそれはMUGENでも例外ではなく、上記の技のパロディが多い(これを実装したキャラも居るほど)。

テーレッテーやオーモーイーガーの影響か、一撃必殺技を決めたときにBGMを乗せる演出をつけたキャラも多い。

(例}「コノメニウー」や「シンクノソラー」…など。)


また、BLAZBLUEのX-BOX360版では、本作における一撃必殺技「アストラルヒート」で相手をKOすることで

テーレッテー♪」という実績が解除される。

因みに北斗の拳とBLAZBLUEの製作会社は両方共アークシステムワークス。それゆえの自虐ネタと思われる。

なお、最新作のCONTINUUM SHIFTでは同様の条件を満たすと解除される実績は「蒼に染まるまで~♪」になっており、こっちは同作の主題歌「碧羅の天へ誘えど」のフレーズから。

だが北斗やBASARAの影響により、これを決めるとこの歌が流れるようになっており、

以降のシリーズもアストラルヒートでKOすると、主題歌が流れる演出となる。


テーレッテー妖恋談

東方非想天則では、最終ラウンドで霊夢が「夢想天生」を発動させると、「テーレッテー」が流れる。

正確には東方妖恋談という曲のアレンジなのだが、明らかに「テーレッテー」を意識したイントロである。

ゲーム本体内の楽曲ファイルには「???」と表記されているが、ファンからは専ら「テーレッテー東方妖恋談」と呼ばれている。

サウザーになっちゃったお空といい、はっちゃけ過ぎであると言わざるを得ない。

このスペルカードの元ネタも北斗神拳の奥義「無想転生」であり、二つの意味でのパロディである。

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