概要
劇中ではレイ(北斗の拳)との戦闘で使用。部下の一人であるコマクにダムを決壊させ、レイの脚の自由を奪い奥義“伝衝裂波”で一方的にいたぶった後、とどめとして使用しようとしたが…
「と…とどめだ 南斗紅鶴拳 奥義血粧嘴!!」
技を出す前にレイも奥義「飛翔白麗」を出し、ユダはこれの美しさに見とれて固まってしまい、飛翔白麗をまともに受けて致命傷を受け、そのまま死亡。
結果、血粧嘴は不発に終わってしまい、長らく謎の奥義とされてきた。
現在では、一部の派生作品で全貌を見ることが出来る。
アーケード版対戦格闘ゲームでの血粧嘴
ユダの一撃必殺技(テーレッテー)として登場。
モーションは構えをとった後に真空波を当ててガード不能にし、指先からドリルのように敵に突っ込んで敵の身体を穿つというもの。
発生が非常に早く(一方レイの飛翔白麗は遅い)、至近距離なら真空波を当ててから即追撃が出来、小技を見てから刺さる事もあるなど、性能だけで言えばあの北斗有情破顔拳よりも上なのだが、ユダ本体は性能が部下ゲージを気にしながら戦うテクニカルタイプのキャラな為、北斗有情破顔拳のような猛威を振るう事はなかった。
天の覇王での血粧嘴
ラオウとの戦闘で使用。虎爪の型の連続拳を上空から放ち、無数の真空波を飛ばす技として描かれた。しかし、兜やマントを傷つけただけで、「小鳥の囀り」と貶されて破られてしまった。直後に奥義“天穴縛”を使用するも、リュウガとソウガの二人に阻まれてしまい不発。血粧嘴に代わる謎の奥義となってしまった。
真・北斗無双での血粧嘴
ユダの伝承奥義として登場。僅かに腰を落としてからの連続貫手を行い、最後に横一文字に斬撃を放つ。最後の一撃が決まるとユダの性能が変化する見切りと言われる状態に入ることができる。