8900形
はっせんきゅうひゃくがた
鉄道車両の形式の1つ。複数の会社で使用。
新京成電鉄8900形
1993年に登場。新京成電鉄では初めてオールステンレス車となった。京成グループの同世代車両である京成3700形とはデザインは異なる。扉幅は1500mmのワイドドアで、ボルスタレス台車を採用。
あわせて8両編成3本が製造されたが、新京成線内全列車6両化に伴い、8両のうちの中間車(サハ)2両は廃車、現在は6両編成3本が在籍。
秋田内陸縦貫鉄道AN8900形
形式は製造年である1989年に由来。急行「もりよし」用の気動車として導入された。経費削減のため2両固定編成の定期運用が2012年に終了し、AN-8901〜8904号車は余剰廃車となっている。
- AN-8901・8903:鷹巣側に運転台がある片運転台車。
- AN-8902・8904:角館側に運転台がある片運転台車。
- AN-8905:上記4両の定期検査時の予備車で、両運転台車として製造された。2020年に観光用「笑 EMI」に改造され現在も運用中。
- (※参考)AN-2001:AN2000形として1両だけ製造されたイベント対応車。鷹巣側の片運転台車。2020年に観光用「秋田縄文号」に改造され現在も運用中。