以下、ネタバレ注意
概要。
漫画『終末のワルキューレ』における始皇帝で、ブリュンヒルデがラグナロクの人類側の闘士として自ら選出した、神殺しの13人(エインヘリャル)の一人。
50年に渡る中華最大の戦乱「春秋戦国時代」に終止符を打ち、広大な中華統一を始めて成し遂げ、人類史上初めて皇天上帝に近づいた「始まりの王」であり、中華の歴代皇帝らからは中華の礎を作った人物として敬意を持たれている。
一人称は『朕』で、相手が神であろうが構わず尊大な態度を取る唯我独尊な性格で、この世で王は自分ただ一人だけだという考えを持っており、自分より偉い者は存在しないと自負している。こうした性格は、王として「惑わず、曲げず、頼らず」「常に民の先頭に立ち続ける、それが王」と言う信念から来ている。
身体能力も非常に優れており、体格の勝るアレスを軽々投げ飛ばすほど。
ワルキューレの十女・アルヴィトと神器錬成した防具神羅鎧袖を武器とする。
活躍
第六回戦の後に控室を抜け出したが、帰り道が分からなくなり壁を破壊しながら控え室を探し始め、アレスとヘルメスのいる観覧席に現れ備え付けの椅子に平然と腰掛けた。その際、神であるヘルメスに対し平然と自身の在るところは全て玉座と言う考えから「頭が高い」などと言い放った。
その後はブリュンヒルデとゲルによって連れ戻されたが、第七回戦に神側から急遽、冥王・ハデスが出場することが決まり、「王には王を」と考えたブリュンヒルデによって出場が決定する。
余談
始皇帝は本作のスピンオフ作品『終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝』にて、本編に先立ち外見が明かされている。