(1)実際に冥府を管理している者
(2)その底知れない恐ろしさを比喩した表現である者(「冥」には「暗い」という意味がある)
との2種類がある。
神話の冥王
ちゃんとした(?)「冥府の王」。
→ハーデス ギリシャ神話でいう冥王。
→プルート ローマ神話でいう冥王(ハーデスの別名「プルトン」が語源)。冥王星の語源。
これらの他にも「死者の世界の王」は大勢いる。
作品中の冥王
「冥府の王」はあまりおらず、「冥府の王のような存在」や「暗黒の王」が多数を占めるようである。
→Sound Horizonの楽曲名、及び登場キャラ。タナトス。θと同義。
→ヘルマスターフィブリゾ
→サウロン
→冥王(あいりすミスティリア!の主人公)…実際に冥界を創造・管理し、輪廻転生に携わるという上述の①のタイプの冥王。ただしその性格や人柄は上述の②の真反対である極めて温厚で親しみやすい性格であり、冥界では無敵で何でもありな実力者だが、地上では村人Aレベルという冥王という言葉のイメージから描きやすいそれとはかなり異質な存在
冥王にちなんで名づけられたもの
→冥王星
冥王とは直接関係は無いが、冥王と名のつくもの
二次創作によって冥王と呼ばれているもの(要説明)
幼い姿の時にその強さ等から「悪魔」と呼ばれたことが原作である。彼女の姿が白いバリアジャケットに身を包むことからガンダムの「連邦の白い悪魔」をもじって「管理局の白い悪魔」という呼称がファンの中に生まれた。
後に成長して大人になったなのはが自分が教えたことを無視して危険かつ自分勝手な言動をした教え子に対して恐ろしい表情でおしおきする鬼教官としての姿を見せたことから、悪魔が成長して「管理局の白い魔王」と一部で呼ばれ始めた。
その頃同時期にニコニコ動画を中心に魔法少女リリカルなのはと共にゼオライマーが人気を博しており、ゼオライマーの主人公であり冥王を自称する木原マサキの声を、この魔王と呼ばれていた時期の高町なのはに充てたMAD動画「冥王なのは」シリーズが人気を博した。
これらによって一部ファンからは高町なのは自体は別に冥府とは関係が無いにもかかわらず「管理局の白い冥王」と呼ばれるようになった。
関連イラスト
ほとんどが神話や創作を題材とした作品であり、オリジナルの「冥王」は滅多に見られない。