マルド・ギール
まるどぎーる
「それが限界ならあきらめた方がいい、マルド・ギールはまだ本気(エーテリアスフォーム)を出してないのだよ。」
「この恨み……人間どもに向けられるという事を……忘れる…な…よ…。」
別名:「冥王 マルド・ギール」、「絶対の悪魔」
本名:マルド・ギール・タルタロス
闇ギルドの中でも特に大きいバラム同盟の一角・冥府の門(タルタロス)の副官のような存在。
マスター「E.N.D.」が何らかの要因で封印されたためにマスターに変わり代理としてギルドを率いている。(実際には「E.N.D.」の書を偶然見つけたマルド・ギール自身がENDの書を使ってE.N.D.の代弁者を称してギルドを作った為、実質彼がマスターである。)
ゼレフ書の悪魔(エーテリアス)の中でも一線を画した存在であり、ゼレフが自分達エーテリアスを想像した真の目的「自分の殺害」についても認知しており作中での行動はすべてそこに絡んでいる。
(彼以外のギルドメンバーは「ゼレフを殺す」という目的を認識しておらず「ゼレフの元に帰る」と認識しており九鬼門の一人・キョウカはこれをエーテリアス特有の帰巣本能と評した)
戦闘中も常にE.N.D.の書を手から離さずに持っている。
ENDを復活させるべく、フェイスを大陸中に設置し魔力の消滅を計画。ナツとグレイと戦いを繰り広げた。
冷静さと冷酷さを併せ持った性格をしており、エルザを痛めつける遊びをしていたキョウカのせいで不快な思いをしたというだけで罰を与えた。一人称はジュビア同様に自分の名前。
星霊王と会話した時の様子から過去には因縁がある模様。
星霊王との戦いで一度石化したもののすぐさま元に戻り、エルザとの戦いで正気に戻ったミネルバを始末すべく現れるが、スティングとローグが助けにきたことで標的を彼らに変更する。2人を手玉にとり追い詰めるが、突如として上空にアクノロギアが、さらにナツの体内からイグニールまでもが出現、イグニールからENDの書を奪い取るよう頼まれたナツと激突することに。これを受けて彼はドラゴンもろとも始末するべくフェイスの発動を早める決断を下す。フェイスの制御室にいるキョウカに連絡をとり、「起動状態に入っているならキョウカが魔水晶と生体リンクすることで元議長を操らずとも発動を早められる」という裏技の実行を命じる。これによってフェイス発動のリミットは一気に加速し、戦いは最終局面に移ることとなる。
再び参戦したスティングとローグを加えた3対1の戦いも物ともせずナツたちを窮地に追いやるが、亡き父の亡霊から滅悪魔法を受け継いだグレイの参戦によって形勢が不利となる。そこでミネルバ同様悪魔となった彼女の父にして剣咬の虎の元マスター、ジエンマをスティングとローグにけしかけ、自身はエーテリアスフォームと化してナツとグレイに襲いかかる。その恐るべき力で2人を圧倒し、切り札の呪法「メメント・モリ」を解禁して消滅させようとしたが、グレイに呪法を防がれて失敗。反撃に転じた2人の連携攻撃に敗れ、力尽きた。
時を同じくしてキョウカもエルザに倒されたが、このときフェイス発動のリミットがついに00:00となり、大陸中3000機のフェイスが起爆態勢に入ってしまう。ついにフェイス計画が成功するかに思われたが…
突如として滅竜魔導士の体内から出現したドラゴンたちによって起動寸前だったフェイスが一つ残らず破壊されてしまい、フェイス計画は完全に失敗に終わってしまった。
ナツとグレイがE.N.D.の書の処遇を巡って対立している最中に、自身の創造主たるゼレフ本人が登場。彼から労いの言葉をかけられるも実際にはすでに彼に見限られており、本に吸収されて焼却処分されてしまった。こうして冥府の門(タルタロス)は完全に壊滅した。
喜び(アレグリア)
冥界島を元の冥界獣の姿に戻し、内部への侵入者を吸収させる。
これを発動したせいでタルタロス滅亡後は冥界島を丸ごとミラジェーン・ストラウスに接収されてしまった。
地面から巨大な荊を生やし相手を縛り付けたり叩き潰したりする。
冥界樹(デア・ユグドラシル)
荊の比ではない程巨大な樹木で相手を潰す。
巨大な悪のエネルギーで相手を完全消滅させる。生死に関係なく相手を消し尽くす最大最強の呪法…とのことなので、六魔将軍のマスターゼロが放ったジェネシス・ゼロに近い技なのかもしれない。ゼレフを消滅させるために独自に編み出したものである。
エーテリアスフォーム
最強形態。デビ○マンを彷彿とさせる異形の悪魔の姿を見せる。
この姿の真名は「マルド・ギール・タルタロス」。エルザの『妖精の鎧(アルマデュラ・フェアリー)』同様、この姿がギルドの名を冠する理由は語るまでもないだろう。
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