概要
接収魔法は数多くあれど、このサタンソウルは悪魔を接収するという極めて特殊な魔法であり、悪魔因子を保有している者のみが使用できる。作中で使用するのは妖精の尻尾のS級魔導士ミラジェーン・ストラウスただ一人。
「フェアリーテイルの謎を解明せよ!」のコーナーでは、「サタンソウルはあくまで特異体質であり、努力どうこうの問題ではなくリサーナやエルフマンが使うのは無理」とミラさん本人が語っている。
この魔法を幼くして保有していたミラは、悪魔呼ばわりされて激しい迫害を受けていた(一時期グレてたのもそれが一因)のだが、妖精の尻尾に着いてからはマスター・マカロフの説得や、弟妹が同じ接収魔法を習得し励ましてくれたのをきっかけに、その力に誇りを抱くようになった。
リサーナが死んだ(と勝手にアースランド側の住民が勘違いした)一件以降は現役を退いていたものの、BoFTにてフリード・ジャスティーンとの戦いでエルフマンが危機に陥ったのを皮切りにこの魔法を解放し、フリードを一蹴。それから程なくして実は生きていたリサーナと再会を果たしてからは、率先して依頼を受けるシーンは殆どないものの、完全に現役に復帰した。
この形態になると毒をエネルギーに変える事が出来るようになる。
ミラさんの使用するサタンソウル一覧
通常のサタンソウル
メイン画像参照。髪が逆立ち、翼や尻尾が生え、手足がゴツゴツとした異形の姿となる。衣服はなぜかハイレグ。
以下の技名はゲーム版などを参照。
イビルエクスプロージョン
爆発する光の玉を放出する。
ダークネスストリーム
魔力を全身から放ち土や水を巻き上げて渦に変えて放つ。
ソウルイクスティンクター
掌を合わせて魔力をぶっ放し、上空を覆い尽くすほどの大爆発を起こす。闇文字を使用したフリードを一撃で倒した。
魔人ハルファス
アニメ「星空の鍵」編にて登場。悪魔と言うよりは堕天使のような姿。サタンソウルより強力で、たった一人で街を地図から消す程の武力を有し、よほどのことが無い限り使うことはまずない。極めて速度に長け、サタンソウル(を乗っ取ったマリーヒューズ)との戦いではエルフマンやリサーナの眼をもってしても全く視認できなかった。
マリーヒューズによりサタンソウルが分離させられた際に使用した。
魔人シュトリ
大きな角が生えた悪魔の姿となる。エルザ曰くこれより強いサタンソウルは無いらしい(この時アリグレアとセイラは未接収)。
セイラ
九鬼門の一人、涼月天セイラを接収した姿。顔も外見もバストもセイラそっくりになり、命令呪法が使用できるようになった。
アリグレア
冥府の門の本部をそのまま接収した姿。圧倒的なパワー(つまりは数百m級のバケモノに匹敵する戦闘力)を有するが、その分変身時間は短い。