概要
cv:諏訪部順一
別名「暗黒のフリード」。
20歳(→21歳)で、左手に黄緑の紋章がある。好きなものは楽器、嫌いなものはガム。
ラクサス・ドレアーを崇拝しており、雷神衆を組織し自ら隊長を名乗っている。滅多にギルドに顔を出さないため交友関係は狭く、ギルドではギルダーツやミストガンに次いで謎の男と呼ばれる。 美形であり(小説版では「イケメン」と地の文に描かれていた)、リーダスから絵のモデルになるよう頼まれたことがある。
「バトル・オブ・フェアリーテイル」では術式魔法で大勢の仲間達を同志討ちにさせるなどして無力化するが、ミラジェーンに圧倒され戦意喪失。元々仲間同士で傷つけ合うことは本意ではなく、ナツと戦うラクサスの説得を行った。後にラクサスの破門を受けて頭を丸刈りにし、自らも責任を取った。六魔将軍討伐後は元の髪形に戻っている(アニメ版では次の放送回で元に戻っている)。
戦闘能力は高く、エルザによるとS級でも通用する腕を持つ。S級試験ではビックスローをパートナーに参加するが、第一の試練で当たったカナとルーシィに対して「バトル・オブ・フェアリーテイル」での負い目から、女に弱いという芝居を打ちわざと負けた。
・・・が、青い天馬のトライメンズのグラビアを見てワインを傾けつつ悦に浸っている描写があるため、どうもバイのようである。
天狼島解放後は周囲との戦力差が指摘されたが、特訓の果てに3か月で追いつき、スプリガン12率いるアルバレス帝国軍によるバスターコールも絶え凌ぐほど強力な結界が張れるようになった。
魔法
術式魔法
術式が刻まれた範囲に入った者にあらゆるルールを課す。設置に時間がかかるリスクと引き換えに絶対的な効力を与えることができる。
闇の文字(やみのエクリテュール)
文字魔法の一種。相手に「痛み」「苦しみ」といったダメージを与える他、自身の肉体強化も可能。
余談
外見のモデルは前作『RAVE』に登場するアルパイン・スパニエル(青年期ver)。
名前の由来は、古文を使うという当初の設定によるもの(古い→古いど(ふりーど))。元々の名前はアルビオンという名前だったが、雷神衆の他のメンバーの名前が長かったため変更された。
なお、巻末のおたより紹介欄「ギルドDEアート」にて、受け狙いに「フリードがツンデレ女子高生だったらこんな感じだと思います」というイラストが掲載され、しかも作者が大爆笑した旨が追記されている。
…思えば、あれが掲載されたのはワイングラス事件の前だったっけなあ…。
バトル・オブ・フェアリーテイルにて、マカロフの参戦を防ぐために『80歳を超える者は出られない』という術式魔法を仕掛けたが、このときなぜかナツとガジルがこの術式に引っかかって出られなくなった。かなり後の話になるが、これは滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)の正体を知る上での重要な伏線となってくる。