pixiv登録はギルダーツの方が多い。
『勇気を持って立ち向かう事を俺は咎めたりしない。しかし、抜いた剣を鞘に収める勇気を持つ者は殊の外少ない』
『恐怖は"悪"ではない。それは己の弱さを知るということだ。弱さを知れば人は強くも優しくもなれる』
『お前はそれを知った。合格だ』
概要
CV:井上和彦
魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のS級魔導士の一人。
年齢は45歳→46歳。左胸に紋章がある。
年季が違う分、同じS級のエルザやミラとは別格の実力者で、「妖精の尻尾」最強の魔導士とされている。
当初は後述するクエスト受注のため長らくギルドを留守にしていたが、物語中盤になって帰還する。
その後もギルドを離れ単独行動をとることが多いため、ギルド総出の大きな戦いでも不在のときがある。
人物
茶色のオールバックの髪と髭面が特徴の中年男性。ギルドの中では年長組であり、その実力に加え、能天気ながらもその気さくな性格によりナツ達からは父親のように慕われている。
お茶らけた性格で美人に目が無いスケベであり、かなりドジ。後述の魔法のせいでうっかり村を滅ぼしたこともあり、マグノリアの町は彼1人の為だけに可動式に改造されている。ルーシィや作者からも「どんだけバカなんだ!」と突っ込まれていた。
実力は作中の魔道士全体で五指に入るレベルであり、ナツはS級昇格試験とバラム戦役終結後に2度闘う機会があったが相手にすらならなかった。スプリガン12の襲来時には聖十大魔導序列1位(2位~5位までの4人をいとも簡単に倒せる強さ)のゴッドセレナ相手に白星を収めている程(ただし本物のゴッドセレナは既にアクノロギアに殺されており、これはあくまでナインハルトの作った幻影のため「生きてりゃもっと強かっただろうが残念だったな」と言わしめている)。
3年にわたって100年クエストに挑んでいたが、遂行中に黒い竜(アクノロギア)と遭遇し、左手足を失う重傷を負った。
実は、同じギルドに所属しているカナ・アルベローナの父親であったが、天狼島編までカナが娘だと気づいていなかった。(知った際には顔を青くして女性の名前を片っ端から挙げつつ指を数えていたのでそうとうアッチの方も最強だったらしい)そのことをカナから知らされてからはめちゃくちゃ溺愛しており、一人旅の合間に空を見ればカナの面影を思い出して元気になる程の親馬鹿になっている。
第3部以降は髭を伸ばし始めた。
前日譚『アイストレイル』では放浪していた幼少期のグレイ・フルバスターを悪行魔導士から保護しており、グレイが妖精の尻尾に向かうのを手引きしている(この頃は比較的性格も剣呑で、「ガキは嫌い」などと発言している)。
魔法
クラッシュ
触れたものを全て粉々に砕く魔法。これにより無意識に周りの建物を壊してしまう癖がある。
分解
物体を小さくバラバラにする。生物に対して使うとチビが大量に分裂することになる。破壊したわけではないためギルダーツの意思で元に戻せる。
破邪顕正・一天(はじゃけんせい・いってん)
拳を突き上げ打撃と同時にクラッシュを打ち込む。水や炎などの自然現象のみならず、光やブラックホールに至るまであらゆるものを打ち崩す最強技。
関連タグ
カナ・アルベローナ マカロフ・ドレアー メイビス・ヴァーミリオン
マスター・ゼノリス:同作者の次作『EDENSZERO』での中の人繋がり。やや形式は異なるが、主人公一行にとっての人生の師のような役割を担う。
シャンクス:連載当時は「似ている」と話題になったが、主人公から見た時の立ち位置や、戦闘スタイル等は一切異なる。が娘がいるのは共通している。(余談だが、彼の娘を演じている声優がこの作品に登場している女性キャラを演じている。)