『竜に神も王もいやしねえさ』
『全てのドラゴンは、オレの前に朽ち果てる』
CV:興津和幸
人物
「スプリガン12」の一人にして、聖十大魔道・イシュガルの四天王の一人(序列1位)。
鼻筋にある真一文字の傷痕と芽のような頭頂部の髪型が非常に目を惹く豪傑。
背中には光背のような飾りを付けている。事実上、イシュガルの大陸最強といわれる魔導士だが、大げさな決めポーズを取ってはその度にスルーされたり、「ゴッドバイバイ」という独自の挨拶を使うなど、マカロフ曰く「残念な感じの男」。
能力
体内に八つの滅竜魔法の魔水晶を埋め込んだ第二世代の滅竜魔導士。
確認出来る限り大地・火・水・風の強力な滅竜魔法を使い、戦闘時には目の色が表裏逆転する。
その実力はオーガストからも「ハイブリッドセオリー」「竜の神に愛された男」と評されている。
続編では石、雷、光、闇の滅竜魔法が使えることが判明する。
岩窟竜の大地崩壊(がんくつりゅうのだいちほうかい)
大地の滅竜魔法。自身のいる場所以外の大地を崩壊させる。
煉獄竜の炎熱地獄(れんごくりゅうのえんねつじごく)
火の滅竜魔法。強大な炎を纏ったパンチで大爆発を起こす。
海王竜の水陣方円(かいおうりゅうのすいじんほうえん)
水の滅竜魔法。上から巨大な激流を発生させる。
暴風竜の(ぼうふうりゅうの)
風の滅竜魔法。両手に強い風を纏うような動作をするが、途中でオーガストに止められ不発に終わっている。
暴風竜の吟風弄月(ぼうふうりゅうのぎんぷうろうげつ)
風の滅竜魔法。アニメにてナインハルトの屍のヒストリアで甦り、咆哮系の動作で放った直後にギルダーツに拡散され、不発に終わった。
金剛竜の堅城砕破(こんごうりゅうのけんじょうさいは)
石の滅竜魔法。鉄より硬い拳をぶつける。
閃光竜の輝石天界(せんこうりゅうのきせきてんかい)
光の滅竜魔法。周りに強烈な光を放つ。
暴風竜の嵐雪月花(ぼうふうりゅうのらんせつげっか)
風の滅竜魔法。五つの竜巻が相手を切り裂く。
活躍
自分の手でアクノロギアを倒すためにイシュガルの大陸を見限り、西のアラキタシアに渡ってアルバレス帝国側に寝返った。
イシュガル侵攻時にはオーガスト、ジェイコブと共にボスコを制圧し、フィオーレ東方で待ち構えていたウォーロッドをはじめとする聖十大魔道を一人で圧倒したが、突如現れたアクノロギアに右腹部を抉られて殺害されてしまった。
その後、ナインハルトの術式で同じく戦死したワール・イーヒト、ブラッドマン共々蘇り、ギルド奪還を目論む妖精の尻尾の迎撃にあたる。多彩な滅竜魔法でナツたちに襲いかかるも、ギルダーツに阻まれ彼と戦闘になる。しかし魔法で蘇った影響か全盛期の力には遠く及ばないことをギルダーツに見抜かれ、あえなく撃破された。
だが、続編の『100年クエスト』にて再び登場。アクロノギアに敗れ死亡した後、錬金術師ギルド「ゴールドオウル」のマスターによって蘇り、彼の下に就いている。