「止められないよ!!!! なんたって私たちは妖精の尻尾だからね!!!!」
「もう何もいらない!!!!みんなが無事なら このギルドにいられなくてもいい!!!!私がどこにいようと… 心はいつも同じ場所にあるから!!!!だからお願い!!!! 私にギルドを守る力を貸して!!!!私は…… このギルドが大好きなんです」
概要
CV: 喜多村英梨
妖精の尻尾の女性魔導士。年齢は18→19歳。ギルドマークは臍の左。
好きなものは酒、嫌いなものはノンアルコール飲料。酒を樽で飲む(注:リアルにこんなことをしたら牛でも死にます)ほどの大酒豪であり、フィオーレ王国は16から酒が飲めるが彼女は13の時から飲んでいた。
下まつげとウェーブのかかった茶髪が特徴的な美女で、男勝りでサバサバとした性格をしている。一見するとかなりガサツに見えるが、内面は(後述の過去もあって)繊細であり意外としおらしい所もある。巨乳であり、第2部以降は特に顕著である。
いつも露出が多い服装(ワカバ曰く「いつも水着みたいなカッコ」)を身につけており、初登場時にはいつも裸のグレイ共々エルザから叱責されていた。大魔闘演武終了後は自分が似合いそうにない服をウェンディに着せて遊んでいた。
妖精の尻尾のナツ世代(仮の名称。高校生~大学生ぐらいの年齢層)では一番の古株で、幼い頃母と死に別れ、一度も見えたことの無い父親に会うために「妖精の尻尾」にたどり着くが、娘であることを名乗り出せないままでいた。自分の実力と「父」とでは、あまりにも差がありすぎると悩み、そのためS級試験に何度も挑戦する(つまりは妖精の尻尾においてベスト13級の実力を有していた)が、結果は、いつも不合格であった。
幼少期は年が近いグレイといる事が多かった(グレイが主人公のスピンオフ漫画『氷の軌跡』終盤でも友人からの手紙を読んでいるグレイを揶揄っている)ようで、グレイによく服の脱ぎ癖の事を注意していた。オマエの言えた義理か。
顔も声も抜群のスタイルもアクエリアスそっくりであり、天狼島編では意気投合していたほか、100YQではブランディッシュ・μからアクエリアスと勘違いされている。
ちなみに、ラーケイドの快楽魔法には全く反応が無かった。ラキやローグですらリアクションしてたのに…。
魔法
使用する魔法は「魔法の札(マジックカード)」。典型的な所持(ホルダー)系魔法である。
攻撃だけではなく、カード占いにも使用できる。
実力は低くはないし、頭脳も明晰なのだが、バトルオブフェアリーテイルではフリード・ジャスティーンと対戦するが手も足も出ず完敗し、天狼島編でも地の文に「← フリードに手も足も出なかった人」などと書かれていた。
第2部では色黒のイケメンから教わった封印術が使用できるようになり、爆弾魔水晶がギルド本部に仕掛けられた際には自分を含む妖精の尻尾メンバーを全員封印し、エクシードトリオに上空に運ばせるという離れ業で緊急回避を行った。
日蝕スコーピオンからは「マグノリア一のカード魔導士」と称されている。
エドラスのカナ
白いドレスにシルクのハット、日傘というお嬢様風のいでたちで、恥ずかしがりやな美人さん。酒は一滴も飲めないド級の下戸。
妖精の尻尾の男性陣からはモテモテのようだ。
関連タグ
以下、天狼島編以降のネタバレが含まれます
彼女の父親はギルダーツ・クライヴ。
S級魔導士に挑戦し続けたのも、ギルダーツに認めてもらえなければ名乗り出られなかったからであり、そのことを知ったルーシィは即座にパートナーに名乗り出ている。
天狼島にて悪魔の心臓の襲撃を受けながらも初代マスターメイビス・ヴァーミリオンの墓に辿り着き、その優しさと強さを認められ妖精三大魔法が一つ妖精の輝き(フェアリーグリッター)を1度だけの期限付きで会得。悪魔の心臓副司令官ブルーノート・スティンガーと交戦し、魔力不足で致命打は与えられなかったものの、その一撃が反撃の嚆矢となった。
悪魔の心臓滅亡後、自らの出自をギルダーツに伝えてからは、順当に親馬鹿の道を歩むギルダーツを少し煩わしく思いながらも深く敬愛している。
大魔闘演武でもメイビスから妖精の輝きを1回だけ貸し与えられている。
そしてアルバレス帝国との戦いでは三度メイビスから妖精の輝きを授かり、紆余曲折あって精神体のメイビスを破壊し受肉させることに成功。アイリーン・ベルセリオンにより国土がシャッフルされたことで荒野に放り出されるが無事にナツ達と合流し、父ギルダーツと共にスプリガン12最強の魔導王オーガストに挑む。
メイビスによれば旧友ゼーラに雰囲気が似ているとのことだが、カナみたいに成長したゼーラを想像した直後に「今のは忘れてください」と無かったことにしている。