概要
六魔将軍、冥府の門と並ぶバラム同盟の三大闇ギルドの一つ。ギルドマスターは「妖精の尻尾」二代目マスターのハデス。
闇ギルドの中で最大の兵力を有し、黒魔導士ゼレフの復活による「大魔導世界」を目論み画策していた。物語序盤の最大の敵だったジェラール・フェルナンデスを操っていた元・評議員のウルティア・ミルコビッチを始めとする七眷属と、八万の兵を一人で滅ぼした副司令官ブルーノートを有する。アジトは巨大な空中戦艦で、魔導収束砲ジュピター(幽鬼の支配者が妖精の尻尾にぶっ放そうとしていたアレ)を艦首に保有している他、ある重大なものを内部に秘めている。
S級魔導士選抜試験会場である天狼島を襲撃し、妖精の尻尾を滅亡させてゼレフを拉致する一石二鳥作戦を敢行しようとするも、妖精の尻尾の必死の抵抗により七眷属及びマスターは討伐される。その後、ウルティアとメルディは逃走し、残ったハデスや幹部たちは軒並みゼレフに殺害されてしまい、自然崩壊する。
では大魔導世界とは何か?
はっきり言ってしまえば「魔導士以外の全人類の絶滅した世界」。『FAIRYTAIL』世界では人類の1/10が魔法を使用できるスキルを有し、その多くがプロ魔導士として何らかのギルドに加盟している。ウルティアのように生まれながらにしてバケモノ級の魔力を保有する魔導士がいる一方、「どんなに頑張っても魔法が全く使えない人」というのもいるようで、悪魔の心臓はこれらの人間たちを「不要なモノ」として切り捨て、魔導士だけの世界を作り上げることを目論んでいた。
しかしその実態は…?
所属メンバー
ギルドマスター
元「妖精の尻尾」二代目マスターで、本名はプレヒト・ゲイボルグ。三代目マスターであるマカロフ・ドレアーの師匠。眼帯の下にはある秘密が隠されている。
副司令官
重力を自在に操る魔導士。S級魔導士であるエルザ以上の魔力を有する。「飛べるかなあ」が口癖な冷酷な男。
第3部『ゼレフ編』で久々に再登場した。
煉獄の七眷属
第1話から登場している女性魔導士。ジェラールを操っていた張本人であり、老人に化けて霊帝時代のリオンと活動を共にしていた、いわば『FT』第1部の悪の黒幕的ポジション。グレイの師であるウルの娘であり、実は氷造型魔法も使える。使用するロストマジックは時のアーク。
ウルティアの弟子で可愛らしい少女。使用するロストマジックは相手と強制的に触覚を共有するマギルティ・センス。
炎の滅神魔導士の青年。滅茶苦茶テンションが高く、粗暴な性格。要は性格が最悪なナツ。
リーゼントに眼鏡、黒コートの美形な男性。詩的な表現を好むが、敵対者は徹底して詰り、叩き潰す残酷な人物。使用するロストマジックは具現のアーク。
挙動不審なデブ。あわてん坊で口下手だが、残忍。使用するロストマジックは丑の刻参り。アニメではおバカ度が増していた。
謎のヤギ男。その正体はルーシィの母レイラに仕えていた魔導士ゾルディオで、磨羯宮の星霊カプリコーンと合体してしまった姿。使用するロストマジックは人間隷属魔法。
ドレッドヘアーの男性。強い相手との戦いに目が無い戦闘狂。使用するロストマジックは大樹のアークで、植物と同化し操ることが可能。
構成員
CV:景浦大輔
カプリコ配下の犬の獣人。レビィの魔法に似た東洋の立体文字魔法を使う魔法剣士。
カプリコ配下の鶏の獣人。卵を爆発させて闘う。