概要
フィオーレ王国の闇ギルドを統括する最大勢力。三大闇ギルドと呼ばれる「六魔将軍」、「悪魔の心臓」、「冥府の門」が三本柱を為しており、互いの利益を損ねないように提携しているが、
「六魔がやられたぜ!」
「なにぃ!? 仲間を傷つける奴は生かしちゃおけねえ!!」
などという信頼関係は全く無く、あくまで利権上の関係に過ぎない。
この三大ギルドの下にも数多くの闇ギルドが所属しているが、バラム同盟に敵対する闇ギルドも多く存在するらしい。
三大ギルドはいずれも「妖精の尻尾」と激しい抗争を行い、それぞれが一つの長編の悪役として登場しているが、最終的に妖精の尻尾により三ギルドとも滅ぼされる。
三本柱
六魔将軍(オラシオンセイス)
ニルヴァーナ編の悪の黒幕。一人一人がギルド1つに匹敵するほどの戦力を有する6人の将軍(正規メンバーはコイツらのみ)と、その傘下に幾多もの闇ギルドが存在する。
悪魔の心臓(グリモアハート)
天狼島編の悪役。ジェラールを操っていたウルティアを始めとする煉獄の七眷属や、重力を自在に操るブルーノート・スティンガーを擁立する。マスターは意外な人物。
冥府の門(タルタロス)
冥王ことマルド・ギールが作り出した闇ギルド。九鬼門と呼ばれる幹部たちは全員ゼレフ書の悪魔そのものである。
傘下のギルド
六魔将軍派閥
- 鉄の森:最初の長編「ララバイ編」に登場した闇ギルド。ギルドマスターは風の暗殺魔導士エリゴール。ギルドマスターたちの集会をゼレフ書の悪魔で殲滅しようとしたが、妖精の尻尾により拿捕され、悪魔も討滅された。
- 屍人の魂 (グールスピリット):BOFT編で登場し、雷神衆に滅ぼされた噛ませギルド。
- 裸の包帯男 (ネイキッドマミー):六魔将軍との戦いが始まる少し前に商会ギルドを襲撃し、ルーシィにやられたギルド。幹部が猿っぽい兄弟。ニルヴァーナ編で再登場したがナツ一人にぶちのめされる。
- 黒い一角獣 (ダークユニコーン):黒ブレザー集団。ニルヴァーナ争奪戦で青い天馬のイヴ&レンを強襲するも返り討ちにされる。
- 尾白鷲 (ハルピュイア):レーサー直属のギルド。
冥府の門派閥
- 夢魔の眼:ミネルバ・オーランドが一時期所属していた。太陽の村編で登場したが、冥府の門の「選抜」によってミネルバを残し全滅する。