概要
『FAIRYTAIL』に登場する能力(アビリティ)系魔導士の一種。
滅竜魔導士、滅悪魔導士同様にスレイヤーと呼ばれる魔導士であり、自身の属性と同一の物質・エネルギーを経口摂取することでパワーアップし、神を倒す魔法「滅神魔法」を使用することができる。
滅神魔法は滅竜魔法・滅悪魔法とは全く別の魔法であり、同一の属性を有しているからと言って、捕食することはできない。ザンクロウはナツの滅竜魔法を普通に喰っており、その実証に伴い「滅神魔法は滅竜魔法より上等」と言っていたものの、実際の所はスタートラインに違いがあるだけで、努力次第で差を埋めることもできる。(もっとも、使い手の努力と他者との連携次第では、一度差を埋められてもなお巻き返すことや、滅竜魔法などの補佐を行うことも可能。)
また、滅竜魔法に対する耐性などが高いとはいえ、他の魔法を使う手練れにも優位にたてるとは限らず、なかにはガジルと同様、水中戦に不向きなものもある。
作中ではシェリア以外はイマイチ活躍できていないような気がするのは内緒だ。
使用者
ザンクロウ
バラム同盟『悪魔の心臓』煉獄の七眷属が一人(メイン画像右)。ハデな男で、炎の滅神魔導士。火を焼くことのできる神の炎を使う。その力で一時期はナツを圧倒した。だが、慢心と多弁が過ぎたために、仲間や自身に及ぶ危機に対する脅威ときちんと向き合ったうえで、どう行動すべきか考察する時間と、魔力を一旦空にするという捨て身の行動に出る決断力を与えてしまい、逆転敗北となった。
(このキャラが話し過ぎたために、シェリアなどが少々とばっちりを受けた気がするが、考えすぎだろうか。)
オルガ・ナナギア
『剣咬の虎』所属(メイン画像左)の大柄な青年。雷の滅神魔導士。
シェリア・ブレンディ
『蛇姫の鱗』所属の美少女(メイン画像中央)。天空の滅神魔導士で、同じ属性の滅竜魔導士であるウェンディ・マーベルの使用できない自己治癒能力を有している。作中で唯一、神との交戦を果たした。