概要
能力(アビリティ)系魔導士「スレイヤー」の一種。
滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)、滅神魔導士(ゴッドスレイヤー)同様、属性に当たる物質やエネルギーを経口摂取することで自らのパワーに変えることができる。他のスレイヤー同様、自身の作り出す魔法を食うことはできない。
滅悪魔導士はその名の通り対悪魔用魔法の使い手であり、滅竜魔導士同様、滅悪魔法使用時には体が悪魔に近い形質に変化する。作中で滅悪魔法を習得した人間は『冥府の門』のシルバー・フルバスターと、その息子のグレイ・フルバスターだけであるが、彼らが滅悪魔法を使用する際には体に悪魔を思わせる紋章が走っていた。
使用者
シルバー・フルバスター
氷の滅悪魔導士。本来は魔法の使えない一般人だったが、ゼレフ書の悪魔「デリオラ」襲撃に伴い妻を失って自身も重傷を負う。直後に『冥府の門』マスターのマルド・ギールに攫われ、保有していた素質を見抜かれて、造反潰しのための滅悪魔法を会得させられる。
グレイ・フルバスター
『妖精の尻尾』の魔導士。デリオラ襲撃後、氷の造形魔導士ウルに師事し、氷造形魔法を会得して妖精の尻尾に加盟。シルバー亡き後、その力を受け継ぐ。氷造形魔法も忘れたわけではないため、対氷魔導士に対しても滅悪魔法と造形魔法を合わせたハイクオリティな氷の魔法で闘う。字にしてみたら物凄いチートじゃないか。
後にナツの生殺与奪に関わるある重大な問題と対峙することとなる。
ブラッドマン
九鬼門全ての呪法(ゼレフ書の悪魔がある理由のために付与された魔法とは似て非なる破壊能力)を使用できる設定があり、呪法ではなく魔法としてシルバーの用いた氷滅悪魔法を使用した。