概要
CV:浪川大輔
魔導士ギルド妖精の尻尾のS級魔導士。
顔を布で覆って隠したり、眠り魔法でギルド内にいる人を眠らせるなどしていた為、ラクサス・ドレアーやマカロフ・ドレアー以外誰も顔を知らない。
彼の正体はエドラスでのジェラール・フェルナンデスで、エドラス王国の王子。
父親である国王ファウストの計画を阻止するため、国を出奔してアースランドに赴き、7年かけてアニマを塞いで回っていた。
過去にウェンディを助け共に旅をしたのもジェラールではなく彼で、本人曰く「あの頃はアースランドに来たばかりで本名を名乗ってしまった」とのこと。
ジェラールと違って一人称は「私」だが、本編中一度だけ「俺」と言ったのでもしかしたら元々はそちらだったのかもしれない。
エクシードのパンサー・リリーはかつて命を救われた恩があり、そのせいで行き場を無くした彼を王国に招いている。
なお、ファウストはエドラスのマカロフに当たる人物のため、マカロフの息子ということになる。
エドラスにおける一連の戦いが終わった後、魔水晶に変えられたアースランドの人々を元に戻したうえで帰すべく、アニマを逆展開させてエドラスの魔力全てを消し去ることを決断する。
「世界への反逆」という大罪により処刑されることも覚悟しての判断だったが、それを良しとしないナツ・ドラグニルたち「妖精の尻尾」の仲間が「エドラスから魔力を奪う魔王とその部下」という偽りの悪役を買って出たことにより解決し、彼らを表面上打倒してアースランドに送り返した体をとったことで、当初の目論見とは逆の「世界を救った英雄」としてエドラスを導くべく生きることになった。
その後、混乱をもたらした父王ファウストを(互いの合意の上で)国から追放し、新たな王としてエドラス立て直しのため奔走している。
なお、ミストガンの正体を知るのは「妖精の尻尾」関係者だけであり、加えて事件後も彼の籍は失効していなかったため、大魔闘演武ではアースランドのジェラールがミストガンに変装して出場を果たした。しかし、元々勝手が違うミストガンの魔法の完コピはできず、相手がジュラという強敵だったこと、ほぼ正体を見抜かれていたこともあり、途中からはキャラを演じることも忘れ自身の天体魔法を使っていた。
魔法
エドラスの人間のため体内に魔力がないので、魔水晶を埋め込んだ五本の杖で魔法を行使する。
摩天楼
幻覚を見せる魔法。
五重魔法陣 御神楽
五重の魔法陣を展開し、そこから魔法を放つ。
三重魔法陣 鏡水
相手の魔法を跳ね返す。