2022年7月28日付けでプライバシーポリシーを改定しました

詳細

ピクシブ百科事典

概要

cv:宮下栄治


剣咬の虎(セイバートゥース)の元マスターでミネルバ・オーランドの父。
外見は筋骨隆々で口元と顎に立派なを蓄えた老人
その手腕で剣咬の虎をフィオーレ王国一とも言われるギルドにまで成長させた反面、究極に徹底した弱肉強食主義であり、弱者は仲間であろうが一切の容赦無く平気で抹殺するエゴイストで冷酷無比な性格。差別主義者の節もあり、女性やエクシードを心身ともに虐げることに全く躊躇がない。他人に厳しく自分に甘い部分もあって余程タチが悪い。
娘のミネルバに対しても、幼い頃から全裸ジャングルに放り出すという鬼のような教育を行っていた。アニメ版に至っては、幼いミネルバとギルドメンバーを戦わせ、勝利したもののトドメをさせずにいた彼女に業を煮やし、彼女の代わりに相手を殺害するというギルドマスターとして完全にアウトな行為を平然と行なっていた。言うまでもなく、こんな拷問同然の過去を経たミネルバは性格が大きく歪んでしまった。
部外者にも配慮や容赦がなく、(殴り込みを仕掛けたナツにも非があるとはいえ)大会中でありながら、喧嘩同然の行為で沈めようとする等、事を穏便に済ませることに関してはフェアリーテイルの面々以上に無頓着。

大魔闘演武で人魚の踵(マーメイドヒール)のカグラ・ミカヅチに敗北したユキノ・アグリアをギルドの名を汚したとし、他のギルドメンバーの前で全裸土下座させた挙句紋章を消させた。
スティング・ユークリフローグ・チェーニナツ・ドラグニルに敗北した後、ギルドの評判を落としたと激昂し、暴行を加える。説得を試みたレクターを消した事(と存在を侮辱したの)が原因でスティングから吐血する程の激しい報復を受け、ミネルバからも切り捨てられ、失脚した。完全に因果応報である。
その後どうなったのかは未だ描かれず、行方を晦ましている。


…と思われていた矢先に冥府の門の人造悪魔として再登場を果たした。
自ら冥府の門に入り悪魔として改造され、九鬼門を上回る程の悪魔(byマルド・ギール)に変貌を遂げた。その実力はナツを一撃で吹き飛ばし、ローグとスティングの二人係の攻撃もやすやす捌くほど。
マルドの事は何一つ信頼しておらず、妖精の尻尾と双竜を撃滅した後は冥府の門を滅ぼすことを口にしていた。
さらには、娘のことも自身の遺伝子を後世に残すためだけの存在としか考えていなかったこともこのときに判明している。それを平然と双竜の前で言ってのけるあたり、もはやギルドマスターどころか親として完全失格としか言いようがない。

協力や信頼を口にする双竜を「弱者の戯言」と嘲笑うも、こそがギルドを育てることを確信した二人から「過去の遺物」と詰られ、最後は二人の合体魔法の前に敗れ去った。
登場はたったの3話であったが、双竜コンビが半死半生でようやく勝てたあたり、マルドの発言も間違ってはいなかったと思われる。

もっとも、強さ以前に精神面に難があり、そもそも警戒や反省というものをしようとすらしない時点で、遅かれ早かれ一蹴されただろう。強さに拘りすぎるあまり悪魔に堕ちた毒親の姿は、まさに落ちるところまで落ちたという言葉がぴったりである。

なお、同じく悪魔に改造させられた娘は、皮肉にも過去の虐待がトリガーとなって己の弱さと向き合うことで改心を果たし、そして冥府の門壊滅後に涙ながらにギルドへ復帰した。おそらく彼女の流した涙には、元父親の呪縛から解き放たれたことも少なからず含まれていたことだろう。もはや剣咬の虎にジエンマの居場所などどこにもありはしないのだ。





名前の由来は恐らく閻魔大王と「ジ・エンド」かと思われる。

関連タグ

FAIRYTAIL 剣咬の虎 ミネルバ・オーランド スパルタ 改造人間 毒親 エゴイスト 吐き気を催す邪悪

関連記事

親記事

冥府の門 たるたろす

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 4193

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました