ロウレスちゃんって気軽に呼んでねっ
誰も何にもなれやしない
プロフィール
通り名 | “唯一無二(ロウレス)” |
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身長 | 176cm |
外見年齢 | 18歳 |
誕生日 | 6月24日 |
星座 | かに座 |
好きな食べ物 | 生ハム・チーズ |
好きな飲み物 | エスプレッソのダブル |
嫌いなもの | 肌荒れ |
趣味 | ありとあらゆる種類のバイト・観劇 |
好きな色 | 金 |
日本の好きな街 | 渋谷 |
CV | 木村良平 |
人物
サーヴァンプの7人兄弟の5番目、強欲の真祖。
名前は不明だったが本誌34話にて明らかになった。→後述のネタバレ参照。
主人であるリヒト・ジキルランド・轟のことを「天使ちゃん」又は「リヒたん」と呼ぶ。
日光を浴びるとハリネズミに変身する。
「ハムレット」の一説を引用して初登場。
主人(イヴ)になる人間には著名人ばかりを選ぶが、飽きるとイヴを殺してしまう。
性格はわがままで、リヒトのマネージャーであるクランツや、下位吸血鬼のギルデンスターンも手を焼いている様子。
名前の由来
本誌34話にてリヒトが付けた名前がハイド(Hyde)と判明。
名前の由来は、リヒトの母姓であるミドルネーム「ジキルランド」の“ジキル”と、ロバート・ロイド・スティーブンソンの「ジキル博士とハイド氏」(原題; The Strange Case of Dr. Jekyll and Mr. Hyde)に掛けていると思われる。
なお、リヒト(Licht)は同時にドイツ語で「光」を意味し、また「ジキル博士とハイド氏」のHydeは、英語のhide(意味は「隠す」「潜伏する」「隠れ場所」)とも掛けてある為、そちらも関係あると思われる。
関連タグ
リヒト・ジキルランド・轟 オフィーリア(SERVAMP) クランツ=ローゼン
過去(ネタバレ注意)
吸血鬼だとバレて捕らえられ、王城のベランダにハリネズミの姿で吊されていたところで幼いオフィーリアに出会う。
契約して以降は、王城から抜け出したオフィーリアを連れ戻すなど、オフィーリアの世話係のような立場にあったようである。
オフィーリアに恋心を抱いており、同盟のため隣国の王子と政略結婚することになった際に激しく反対した。
後に戦争が国中に広がり囚われたオフィーリアの処刑前夜、彼女の部屋を訪れて亡命を提案するが、結局彼女の「国の平和が欲しい」という望みに反論できずその死を見届けた。オフィーリアが処刑されたあとは平和を象徴する銅像として建てられた彼女の像に住み着いていたが、国を離れている間に、彼女が守った象徴であったその国をも滅ぼされたことによって、“この世のすべては総じて無意味だ”と思い込むようになる。
それからすぐして、C3からの手紙が届く。その内容は「ある人物を殺せ」という命令書だった。
サーヴァンプ7人でどうするかを決めることになり、ロウレスを含む3人が反対、もう3人が賛成という事になり、最終的に長男のクロに委ねられ、彼は『賛成』、「俺が殺す」と言った。あの人とはサーヴァンプの生みの親。その結果にロウレスは怒り、それ以来クロを憎むように。
その後リヒトに出会い、衝突したりするもリヒトによって自分のしたかった事を思い出す。
それ以来今まで暇潰しの玩具として見ていたリヒトの事を見直し、友人の様に思うようになった。
その後(原作またはアニメ11話のネタバレを含みます)
上記のように初登場時からクロを憎んでいたロウレスだが、
クロから「あの時からずっと、お前だけが許さなかった。だからやっと、向き合おうと思えた。あの日の後悔に。」「だから…ありがとな。俺を許さないでくれて」と言われ、意味があったんだと知る。
それからはクロと完全に和解し、懐くようになり、時には頼ったりするようになった。
ドラマcdでは和解後の様子が見れるので、気になった方は是非聴いてみてほしい。
生前(18巻から引用台詞結構あります。結構なネタバレ。引き返すなら今)
生前は小国の下位王子だった。しかし謀略で家族に殺されてしまい、その後伯爵によって
5番目のサーヴァンプ・“強欲”の真祖として生き返ったことが、クロの精神世界にて
ギルデンスターンの口から明かされた。ギルデンスターンは生前のロウレスのお付きで、
何かによって死亡・ロウレスによって下位吸血鬼として生き返されたと思われる。
「生きてる間には何にもできやしなかったから、好きなようにやらせてやりてえのさ」
「俺はもともとあいつのお付きでな、俺も生きてる時にゃ…何もできやしなかったが」
詳しく明かされるかどうかわからないが、推測としてはおそらく謀略とは、王位争いに
巻き込まれ、王位を望む王子・またはその家族によってライバルを減らすために殺されたと
思われる。
ギルデンスターンが主人の殺害を止めなかったのは、ここから来ているのかもしれない。
(かといってあまり許せるものではないんですけどね……。)
「あの人は…一人じゃん」
「もうオレらしかいないんスよ、オレらだってあの人と兄弟ぐらいしか…」
伯爵には随分と懐いているようで、伯爵を一人にさせないために「一緒に居る」と
言い出したが、伯爵に止められ、クロの元を尋ねることとなる。
「“唯一無二”!五番目っス!」
「…え!?ワーくんが先に来たんスか!?」
「あの人があんたのとこに行けって言ったんスけど、遠いし」
「あんたがどんなやつかもわかんないし、寄り道してたら遅くなっただけっスよ」
クロの元には2,3,4…と順番に訪れていたが、6番目であるイルディオが先に来たことで
クロに混乱をうむが、単なる混乱だったことが判明。ちなみにこの頃から
「ワーくん」「兄さん」と呼んでいる。
ちなみにクロは[ある事情>クロ(SERVAMP)]により伯爵を毛嫌いしており、ロウレスの、
伯爵に懐ているがゆえの発言に「は?」となり、。そしてロウレスの方も、クロの発言に
イラッとする。兄弟初の喧嘩(ぽいシーン)。いつでもどこでも喧嘩する二人である。
「会いに行かないんスか?あの人に」
「本…気で言ってんのか?」
「オレらがどうやって作られたか知ってんだろ、お前が生き返った時多くの人が死ん………」
「別に、オレにはカンケーないし」
サーヴァンプは周りの命を使って造られるため、クロは他の人の命を使ってまで生き返らせる
伯爵を嫌い、ロウレスは自分には関係ないと、むしろ感謝している。
そして喧嘩(っぽい)シーン↓
「むしろオレは感謝してるっスよ、もう一度生まれたようなもんじゃないっスか」
「許されることじゃねーだろ」
「許されるって誰に?」
「つーか…」
「なんでそんな無下にできんスか?」
「他人だぞ、ただの」
「血のつながりだけがすべてかよ?
家族だの
友人だの
恋人だの
関係の名前に価値があるなら」
「オレらはもう“兄弟”」
「あの人は親みてえなもんじゃないスか」
その後ギルデンスターンの謝罪にてロウレスが王子だったことが判明する。
「関係の名前に価値があるなら」と言っているのに、未来ではその名前を自ら
壊していくサーヴァンプになるとは、誰が予想出来たでしょうっ
「レイピアで華麗に戦うことを得意としながらも銃だってカッコよく扱えちゃう」
「実は運転もできるし料理も得意だしオシャレで知的」
「しかも今巻では元王子ってことまでバレちゃって~~」
「ロウレスちゃんのモテ要素はとどまるところを知らないっスね~~~」
「でもモテねえだろ、知ってるぞ」
「うるさいっスよ!!」
「吾は何もないけどけっこうモテるよ」
「うるさいっスよ!!!(2回目)」
生前が明かされてなお不憫なロウレス。今後に乞うご期待っ