魔法使い黎明期
まほうつかいれいめいき
概要
講談社ラノベ文庫にて2018年8月末から刊行されている。作者は虎走かける。2022年2月時点で4巻まで刊行されている。
また、タツヲと言う人によるコミカライズが、講談社が刊行する漫画雑誌のひとつ「月刊少年シリウス」にて2019年9月号から掲載されている。単行本は2022年2月時点で4巻。
実は同じ作者の「ゼロから始める魔法の書」の続編であり、件の作品の登場人物も何人かが登場するが、作者の虎走曰く「新シリーズとして書きました」という見解を示している。
あらすじ
ウェニアス王国王立魔法学校に通う落ちこぼれの生徒・セービルは学校入学以前の記憶を失っていた。
そんな彼に学長は反魔女派の勢力が強い王国南部に特別実習として向かうことを命じた。 同行するのは、魔法使いの始まりを告げる禁書「ゼロの書」の閲覧を求める黎明の魔女ロー・クリスタス。
そして秀才少女のホルト、獣堕ちクドーといった、いずれも個性の強い面々。
彼らが実習先で知る真実とは――!?
登場人物
記憶障害を煩っている、成績最下位の落ちこぼれな主人公。
ゼロ書なるものを狙っている、極端に若作りな魔女。
訳あって人前で帽子を脱ぐことが出来ないおネェちゃん
皮肉屋で乱暴者なトカゲ男(いわゆる「獣堕ち」)。
セービルの記憶障害に関わっている(らしい)おネエちゃん。
白虎男(獣堕ちの一種)にしてとある村の酒場のオヤジ。
とある理由で失明してしまったため、両目を覆う眼帯をしている、とある村の教会の神父。
セービルが在籍する、魔法学校の校長を務めるおネェちゃん。
成績不振が過ぎるセービルを、過酷な実習旅行に派遣した。
アルバスに仕える狼男(獣堕ちの一種)。失言癖がある。
魔法の村の教会のお手伝いをしている子供。