存在自体が重大、いえブラッククローバー最大のネタバレなので閲覧注意!!
「ああ 時は満ちた」
漆黒の三極性の3名の長兄であり、時間魔法を司る最上位悪魔の一体アスタロトと契約している悪魔憑き。
そして、クローバー王国魔法帝ユリウス・ノヴァクロノの中に眠るもう一つの人格が具現化した存在である。
そして、全ての元凶である。
風貌はゼノンをベースにした髪型と顔立ちだが、こちらの方がいくらか優しそうな目つきであり、左額に太陽を模したタトゥーが記されている。
ここまで思い返せば、ユリウスは魔法帝になる前後からも、何か引っ掛かる節を覗かせていた。
- 魔法騎士団長時代にヤミが「闇魔法」、ヴァンジャンスが「世界樹魔法」を会得している事に気付いた時は一際目を輝かせながら喜んでいた(無類の魔法マニアと言われているので、誰も不審にすら思わない)。
- ユリウスの魔導書には表紙が無く、余りに特殊(ルシウスが時間魔法を司り、表舞台に出てこなかったため)。
これまで頼れる存在であったユリウスがラスボス、または候補だと判明した事でショックを受けた読者が多く、以前から時間を司る悪魔だけ表舞台に現れていない為、「ユリウスと関係があるのでは?」という予想もあったそうだが、それでも衝撃的な展開で話題となった。