「今更気付いてももう遅い、幻に怯えた子供達はあるいは死に、あるいは半狂乱」
CV:加藤修
概要
第17話「切手 妖獣ダゴン」に登場。
幻術による攻撃を得意としており、歯を打ち鳴らすことで口から機械音のような音を発し、それで幻を見せたり、切手から妖獣を召喚することができる。また、口から霧を吐き出すことで姿を消しながら戦うこともできる。
背は棘の付いた甲羅で覆われており、アルマジロのように丸くなることで相手の攻撃を防いだり、その状態で体当たりを食らわせて攻撃することも可能。
活躍
妖将軍ムザンの命令により、人間の子供たちを抹殺するために人間界に現れる。
まず、紙芝居屋になりすまし、代金と引き換えに子供達達に珍しい切手を渡す。だが、不動明も見に来ていたことが分かると、霧を発生させ、明に宣戦布告した後、撤退する。
その夜、その切手から様々な妖獣達を呼び出し、牧村美樹のクラスメイト・東大寺入郎をはじめとする子供たちを襲わせた。子供たちは直接的な危害を受けなかったものの、妖獣を見たことでパニック状態となってしまう。更にミヨちゃんも襲われ、彼女が牧村家に助けを求めたことでタレちゃんともに駆けつけた明と対峙。
明がデビルマンに変身すると、霧に姿を隠して攻撃したり、丸まってからの体当たりなどで応戦するが、本領発揮したデビルマンのデビルビームを受け、あっけなく粉々に砕け散った。
余談
本来ダゴンというのは魚のような姿で描かれることが多いが、彼は亀やアルマジロ、ハリネズミを合わせたような姿をしている。
また、彼の目的(妖将軍ムザンの命により、人類を滅ぼすには、大人よりもこれから成長する子供達を襲う)は彼が子供達に見せた紙芝居中で説明されている。