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解説編集

CV:田中亮一


1972年(昭和47年)に日本教育テレビ(現・テレビ朝日)で放送されていた

永井豪原作によるTVアニメシリーズ「デビルマン」の主人公。


「デェーービィーーーーーールッ!」


と叫んで変身する不動明のことを指す。

※昔は変身前の掛け声の有無が漫画とTVの相違点だったが、漫画外伝デビルマン対ゲッターロボ激マン! では普通にTV同様に叫んでいる事もあり、最近は漫画の方も「デェーービィーーーーーールッ」と叫んでいた設定になっている

変身後の能力についてはTVアニメ版・デビルマンを参照のこと。

また、漫画版の不動明については「原作版・不動明(ふどうあきら)」を参照のこと。


人物編集

本当の「不動明」は第1話でデビルマンに殺害されており、そのをデビルマンが乗っ取っている。

アモンの精神を乗っ取り、人間を持った悪魔になった原作とは逆である。

左胸に真っ赤な「A」のイニシャルが入ったピチピチの黄色いTシャツを着用。

下半身にはこれまたピチピチの真っ青なGパンを穿いている。


デーモン族の人間界侵略の先兵として送り込まれたはずが、牧村美樹に一目惚れして任務を放り出し、彼女のために生きるようになる。そのことをとがめられたことからなし崩し的にデーモン族の裏切り者となり、のちに自分の意思で完全にデーモン族と決別、人類の守護者となった。


敵のデーモン族と戦う時はデビルマンに変身してから戦う。

その際、「デェーービィーーーーーールッ!」と大声で叫び、全身に稲妻をバリバリ浴び、着ていた服をビリビリと破り捨ててになり、体の色と形をデビルマンへとグングン変えて巨大化する。


う~ん、ワイルド&セクシー。


性格はまじめで既に死んでる不動明の身体を乗っ取る際も「しばし借りる」と断るほど仁義に厚いだが、遊び好きでお気楽な一面があり、自由奔放に生きている。この手のダークヒーローにしては珍しい性格だが、そもそも彼は中身が人間ではないので、彼なりに人間社会に溶け込もうとした結果とも言える。デーモン故に自分の欲求に素直なのだろう。

特に初期においては何か気に入らないことがあるとすぐに暴力に訴える乱暴者であったが、話が進むにつれ丸くなり、むやみに暴力をふるうことはなくなった。


人間に対するスタンスも、初期は美樹さえ無事なら後は死のうがどうなろうが構わないと考えていたが、次第に牧村一家や級友たちにも愛着を抱くようになり、やがて人類社会全体を素晴らしいものとして守るようになっていった。


もっとも、そうなっても奔放な面は潜まることはなく、偉そうな相手には反発し、無茶な行為には喝采を送るなど、当時のヒーローとしては非常に珍しい反骨的な態度を貫いている。


余談編集

ノーヘルでオートバイを乗り回しているが、オートバイのヘルメット着用義務は放送開始と同じ1972年なので厳密に言えば当時でも法律違反である。但し、この頃はまだ罰則がなかったため着用義務を守らないドライバーも多く、必ずしも悪事とは言い切れない点には留意したい。


田中亮一氏はサイデビ版でも「俺の出番か!」と思ったと当時の不動明役だった浅沼晋太郎氏の目の前でしゃべっている。

なお、田中氏と浅沼氏はデビルマンとマジンガーのパイロットを両方経験しているが順番は逆となっている。


スーパーロボット大戦30ではマジンガーZ/INFINITYの時代の兜甲児が彼から言われた事を引用している為、この世界観にもちゃんといる(またはいた)らしい。


また、メダロットSに登場したコラボメダロットであるデビルヒーローは外見こそ漫画版だが内面はこちらが元ネタになっている(そもそもそも名前がヒーローの時点でこちらモチーフと言っていいだろうが)。


関連タグ編集

デビルマン

原作版・不動明(ふどうあきら)


人の皮をかぶった悪魔め!!…いや、確かにそうなんだけど。

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