CV:永井一郎
概要
名門学園高等部の教師で不動明の担任。
本名は「アルフォンヌ・ルイ・シュタインベック三世」という妙に豪華な名前である。
学校では問題行動の多い明に手を焼きながらも、それなりに親しく接している。
一方で彼自身にもかなり問題行動が多く、妻子(10話登場)持ちでありながら牧村美樹に言い寄ったり、通りすがりの女性に目を奪われたり、電話ボックスに立ちションするなどかなり奔放に振る舞っている。
不動明の身近な人間だけあって妖獣の被害に遭うことも多く、ガン三兄弟が変身した一つ目人間を見て失神したり(10話)、ムガールに明が美樹を襲う幻影を見せられて警察に通報したら後で明に尋問されたり(22話)、ジャコンに操られて車の追突事故を起こした挙げ句、病院でチャコの魂に殺害される寸前になったり(24話)などしている。
作中ではポチ校長と並ぶコメディリリーフであり、何かと不始末をしでかしてはポチの怒りを買い「セッカン」を食らうのがお約束。
余談
- 相方(?)のポチ校長や用務員の轟紀世彦氏とともに、永井豪の別作品『キッカイくん』からのスピンオフキャラクターである。
- 箱根彫刻の森美術館に置かれている作品『人物』(ジョアン・ミロ)と顔の造形が似ているが、モデルかどうかは定かでない。ちなみに、彫刻の森美術館の開館とスピンオフ元の『キッカイくん』の連載開始はいずれも1969年である。
- 作中屈指の愛すべきオバカキャラであるアルフォンヌだが、演じる永井一郎氏は京大出身の元電通マンという、東大寺も真っ青のインテリである。