戸愚呂(弟)
cv:玄田哲章
単に戸愚呂と呼ぶ場合はこちらの弟の方を指すことが多い。グラサンをかけた背の高い方である。
元人間のB級妖怪。筋肉の量をコントロールする能力を持ち、そのパワーと格闘能力が武器。大抵の相手には30~45%で戦うが、80%になるとこれまで以上に筋肉が発達し(80%で戦ったのは、戸愚呂チームの3人と幻海と幽助)、放出された妖気を浴びた者は弱者であれば即死に至る。そして100%となると文字通り化け物じみた姿になってしまう(100%になったのは幽助が初めて)。また、変形した兄を武具として使うこともある。
暗黒武術会の決勝戦直前で幻海を殺害し、決勝では浦飯幽助と死闘を繰り広げた。
特に100%時は残酷な様に見えるが、過去に多くの仲間を目の前で殺され、助けてやれなかったことがきっかけで自分の無力さを痛感し、強さを保ちたいという思いから妖怪に転生する等、実はある意味悲しい宿命を背負ったキャラクターである。幽助との勝負後は、仲間の大切さに気付いて改心する。死後は自らの意思で最も過酷な地獄へと赴き、永遠とも言える地獄を味わう事で罪滅ぼしをする事となった。
普段の彼は、他人を気遣うなどの言動も見られ紳士的。その風貌に似合わず、お酒が苦手という意外な一面も。
モデルはおそらくこの人だろう。
100%時の姿↓
戸愚呂(兄)
cv:鈴木勝美
普段は寡黙で、黙っていれば美形だが、それ以上に弟と比べ残忍かつ下劣な性格が目立つ。
↓こんな人。
身体を自由自在に変形させる能力を持つ。臓器の移動もお手の物。
能力を活かして弟の武器として共に戦う事もあるが、手刀や爪を伸ばしたり、擬態を作るなど、単独でもかなりの強さを発揮する。
再生能力も非常に高い。何度だって甦るさ!
暗黒武術会では桑原和真を策略で追い詰めるも、ラケット状に変形した霊剣で全身ごと叩き潰されて敗北した。暫くして復活するが、幻海の死を罵倒し続けた事で弟の怒りを買ってしまい、会場外の海まで吹き飛ばされた。
しかし、その後に頭部の半分程の状態になりながらも生き長らえ、特殊な念波を発信し仙水忍と接触する。左京の野望を彼に伝え、意志を継がせた。後に“美食家(グルメ)”の能力を持つ巻原に取り込まれてしまうが、逆に彼の精神や肉体、能力までも乗っ取ってしまう。幽助達の前に現れた時は、巻原の肉体を体内で操っている状態であった。最期は蔵馬の逆鱗に触れ、死ぬ事も叶わぬ哀れな姿になり果てた。
戸愚呂(妹)
・・・いませんよ。