柚葉(YouTuber)
ゆずは
概要
コミュニティ「Coyu.Live」(※1)所属、YouTubeで活動中のゆっくり実況・解説者。「ゆっくり茶番劇商標登録問題」の当事者である。
過去には「たまゆら」名義で活動しており、その当時のキャラクターであるイメージキャラクターの『結居』をアイコンに使用。「あるある」動画や、ゆっくり界隈の闇に触れるほか、ゆっくり茶番劇を投稿していた。2015年3月にゆっくり実況者として最初のYouTubeアカウントを開設していたが、こちらのチャンネルは2019年8月に削除済み。現在のYouTubeアカウントは2020年3月頃に別人のチャンネルを購入・入手して、あとから自身のチャンネルに作り変えたものとされている。ちなみにTwitterも2021年12月11日前後に別人から購入したor譲渡されたという話が上がっており、これが真実ならばアカウント永久凍結も有りうる重大な規約違反である(なおYouTubeの売買に関しては規模上問題ないためその点は留意されたし)。
「東方Project」の第三者の立場であるにもかかわらず、2021年9月に「ゆっくり茶番劇」の文字商標の出願を申請。商標登録は通ってしまい2022年3月4日付けで登録公報が発行された。そこから世間一般にほぼ知られる事がないまま(※2)、(商標登録の異議申し立ての期限である2ヶ月以上経過した)同年5月15日に「商標使用に関するガイドラインを制定した」旨のツイートを出してしまった事で、ネット史でも希に見る規模の炎上へ発展する事に。
詳細は「ゆっくり茶番劇商標登録問題」を参照。
炎上後の動向
2022年5月15日付でゆっくり茶番劇の商標権登録を告示する動画をYouTubeに投稿したが、この動画を高評価チェックする視聴者は1人もおらず、投稿からわずか半日程度で推定3万件近い批判コメントが殺到したため、柚葉は翌5月16日になってこれらの批判コメントを全て削除した上、動画自体もコメントオフの状態に切り替えた。また、柚葉本人が運営していると見られる「柚葉企画」の公式HPも同じく2022年5月15日を境に閲覧不能の状態となっている。
柚葉のTwitterページにおいても、彼は以降の進展をその都度報告してはいるもののリプライ欄にフィルターをかけて返信可能なユーザーを制限、フィルターをすり抜けられるフォロワーからの忠告に耳を貸さない、引用リツイート越しに聞かれた質問にも一切の返事・回答を出さない、それでいて自身に有利となり得るツイートには反応する姿勢を貫いており、これがより一層の炎上を生み出していた。しかも、5月18日にSUZURIで『ゆっくり茶番者』 Tシャツを販売していた。
柚葉は当初の関係者による調査で、「ゆっくり茶番劇」は多くに認知されておらず、商標取得に問題が無いものと見なし代理に申請させている、とコメントしていた。
5月24日、商標「ゆっくり茶番劇」の抹消登録の申請を前日に行ったことをTwitterで公表。その理由を「関係者等に対する誹謗中傷及び名誉棄損・虚偽・捏造された情報の流布により本来の目的を全うすることが困難となった為」としており、反省の気配が全く感じられない。が、(曲がりなりにも)その言い訳が使える状況を生じさせた人々(野次馬や後述の人物)がいる、ということは心に留めておこう。
以降全ての媒体において沈黙したままだったが、6月1日をもってTwitterアカウントが削除されていた…が、6月11日に鍵を掛けた状態での復活が確認された(本人曰く「なりすましが多い為」とのこと)。今後の動向が注視される。
暴露系による虚偽情報の流布
上記の抹消登録申請を行った際の理由として挙げられている「関係者等に対する誹謗中傷等」というのは、「らーくん(La-kun)」という暴露系YouTuberが、柚葉の知り合いで彼にアドバイスをしていた人物が本件の主犯というタレコミがきたということで暴露したが、柚葉がデマと一蹴した件ではないかとされている。らーくんは謝罪したが数日後に謝罪ツイートを削除、追求するとブロックと、こちらもこちらで反省の色が見られない。
本来の目的?
たまゆら時代から、既存の東方ファン(特に原作への思い入れが深く、その表現から逸脱しがちな動画に批判的な者(彼は「原作厨」と罵っていた))への反発的感情が強かったことが伺える。
過去には自作のnoteでも批判を繰り返し、「原作厨の存在はゆっくり動画の成長を阻害する」といった趣旨の主張まで行っていたほどである。
彼からすれば(彼の別の主張とは矛盾するものの)、ゆっくり動画は東方projectのキャラクターを流用しつつも、より自由に創作されるべきとの考えが強かったのだろうと思われる。
一方で、この主張が激しくなる余り、他のゆっくり動画などのコメント欄に自己主張の激しいコメントを幾度も投稿するなどしており、他者の迷惑を顧みない姿勢がこの頃から透けて見える。
また、こうした行いの中で「ゆっくり実況」を行うユーザーとのトラブルを起こしたり、そのユーザーへの個人的な誹謗中傷(彼自身は「中傷されたことへの批判」としている)を行うなど、次第にその憎悪感情は既存の「原作厨」からゆっくりを含んだ東方全体へと波及していった可能性がある。
現に彼はこの動きに出る以前からゆっくり関連動画からの引退を表していた。
世の中の大半の人間からすれば、「タカラギコ騒動」以来何度か繰り返されてきた商標権乗っ取り騒動の一つとして、彼の一連の動きはとにかく集金第一なのではないか、とするのが主流見解となっているものの、彼のこれまでの行動からすれば、個人的な怨恨目的の延長上の可能性も否定出来ない。
一部の人間からは、茶番劇の登録は第一歩で、これから先他のゆっくり関連動画への商標権拡大を目論む可能性が示唆されていた。その場合、特に恨みを持つであろう「ゆっくり実況」にも魔の手が及び、かつて喧嘩したユーザーに復讐を果たせるといった構図にもなり得る。
また、ゆっくり界隈そのものに大きな波紋を投げかけ、長期的にはゆっくりから東方界隈全体に対してダメージを負わせることで、彼が長年批判してきた「原作厨」への意趣返しにもなることは、想像に難くない。
とは言え、会社であることを主張したり商標の告知を異議申し立てが出来ない期間まで引き延ばすなどのやり口から、やはり既存の商標ゴロ同様金銭収受が第一目的なのではないか、という考察もある。