「チュパチュパチュパチュパ…チュパァァァァァ!」
CV:新祐樹
概要
あるモンスターのこと触れてる人間を襲うチュパカブラ型の宇宙人。チュパカブラらしく語尾に「チュパ」が付く。
宇宙人らしく2頭身だが人間大のスーツを着込んでいる。頭部はフードになっており外すとまさかの人間そっくりな素顔を見せる。
実は親子三代続く由緒あるチュパカブラの家系らしく、地球滞在用のゴールド免許も取得している。
無論、免許の名前の欄には「鏑木チュパ太郎」と名前が記されている。
地球育ちの彼だが何故か外宇宙からやってきたズウィージョウと接点を持っており、ユウディアスについて探りを入れている。
性格
由緒ある家系の生まれであるが、本人は「迷惑宇宙人」という言葉が最も似合うゲス野郎である。
魔法羊女メェ〜グちゃんの熱狂的なマニアでカードはもちろん、イラストを始めとしたグッズ、しまいには鳴き声っぽい語感にすら敏感に反応して人間達を襲い、自らのコレクションとしてそれを盗んだりした。
その一件でMIKに連行されるも、地球滞在用のゴールド免許を見せる事で、色々と奪ったにもかかわらず自由の身となるなど権利をフル活用し、全く悪びれる素振りがない。
その後ユウディアスに罠カードについて教え、友好を示すと見せかけて捕まえようと企む。この時も反省した態度を見せながらも焼き鳥の串をいくつもポイ捨てするなどしていた。
数々の罠を突破されながらもようやくユウディアスを拘束。アース・ダマーについて聞く為にバルベルギャーを遊飛から奪って溶鉱炉に落とすと脅迫。
しかし落とそうとしたものは遊飛が(壊れたバルベルギャーを直す間の誤魔化す目的で)作った紙工作の偽物であり、それに気づくやいなや実力行使に移行。
しかしその瞬間、遊歩の連絡で駆け付けたMIKにサスマタ拘束されて現行犯逮捕。
今回の件で不法侵入や強奪、人質を用いた脅迫などのまさしく迷惑千万を行った上、釈放されて間もない再犯と言うのもあって流石にゴールド免許は剥奪された。
嵌めた罠に因んだ罠カードについてユウディアスに一々解説していたがその理由は不明。本人はアースダマーについて調べていたようだが…
アースダマーの真価
(以下ネタバレ注意)
拘束後は静かになっていたが、平森みつ子による作戦により他の宇宙人と共に脱獄。(尋問時の余裕ある態度もこれを待っていたからだと思われる。)
早々に寿司屋の出前人に変装してさらにテレビ局の壁を破壊して生放送中に乱入。
メェ〜グちゃん人形(タグ付き)を落とした事にも気付かずラッシュデュエルしろと訴え、違和感に気付いたユウディアスが対戦相手になると申し出る。
デュエルの最中、デュエルディスクや目が怪しげな雰囲気を纏い始め、メェ〜グちゃんを召喚すると異変が発生する。
光の正体はアースダマーであり、アースダマーがソリッドヴィジョンのメェ〜グちゃんにとりつき、実体化。
デュエルのプレイヤー権がモンスターに乗っ取られてるという異常事態が発生した。
デュエルの決着後、チュパ太郎は干からびてMIKによって搬送されることになった。
一見コミカルなストーリーに見えるが、アースダマーの持つ特性が齎す危険性と謎が一気に表面化しており、SEVENS以降のデュエルでは鳴りを潜めていた、実際のダメージが発生する闇のゲームが起きた重要な転換点となる話である。
またチュパ太郎があのような状態になったにも関わらず、ズウィージョウは計画通りと言わんばかりにほくそ笑んでいたことから、最初から彼の問題行為やメェ〜グちゃんへの思いを利用し、使い捨てるつもりだった可能性が高い。
(アースダマーを調べる手伝いをしていたのもメェ〜グちゃんを実体化できる術があると吹き込まれたからだと思われる。)
なお、この次の回では騙されたと供述しており、仲間ではなく、利用されていた。
使用デッキ
羊と各種属性や気象を合わせたモチーフの羊界デッキを使用。
エースカードにして崇拝対象である《魔法羊女メェ〜グちゃん》と専用魔法カードで連続攻撃を仕掛けるビートダウンデッキ。
作中から察するに全て盗品である可能性がある。
関連タグ
魔法羊女メェ〜グちゃん:ラッシュデュエルのモンスター。チュパ太郎は実体化させて触れたいと願うが…