概要
リレー漫画は、主に以下のような手法で作られる。
- 参加する人及び漫画のテーマを決める。(テーマは決めないこともある。)ただし、話の内容は一切考えない。
- 最初の人が1コマ目を考えて描き、次の人に回す。
- 次の人が1コマ目にちゃんと繋がる内容で2コマ目を考えて描き、次の人に回す。参加者全員がこれを繰り返す。
- 最後の人がオチとなるコマを描いて終わり。
なお、コマでなくページ単位で行われることもある。
作者同士による無茶振りがあったり、一人の暴走によって話が思わぬ方向に進んでしまうということもあるので、全体的にカオスな内容になることが多い。また、オチ担当の人はそれをうまくまとめなければならないため、とても大変。
同人界隈でもこの形式で描いた漫画を販売したり、2人で交互に1コマずつ描いたものを合同誌として出しているサークルもある。
余談だが、漫画「鋼の錬金術師」のファンブックには、作者とアシスタントによる「トイレリレー4コマ」が掲載されている。内容はやはりカオスである。