ヨシュア(まちカドまぞく)
よしゅあ
『まちカドまぞく』の登場人物。
※この記事には物語の核心に関する重大なネタバレが含まれます!
概要
優子(シャミ子)と良子の父で、清子の夫。戸籍上の名前は吉田太郎。
とある事情により、千代田桜によって陽夏木ミカンの実家の工場で使われている段ボール箱に封印されている。この段ボール箱は魔法のコーティングによって、熱にも衝撃にも油にも強い頑丈なものになっている。また、どんな汚れも3分で浄化される。
優子達には、「原子力潜水艦でイカ釣り漁をしている」「宇宙戦艦に乗って空気清浄機の買い付けに行ってる」などと言って誤魔化されていたが、優子が闇の力に覚醒したため、真相が語られることになった。優子は信じ切っていたようだが、良子は何か事情があると気付いていた様子。真相が判明した後は、封印された段ボールのことをお父さんボックスと呼ぶようになった。
「ヨシュア」とは古代メソポタミア人によく見られた男性名といわれる。
写真での姿は優子と同じく角と尻尾が生えた、優子と同い年と見間違うぐらいのとんでもない若作りの姿であったが、これは闇の一族の力によるものらしい。
この点を考えると、シャミ先ことリリスを直接の先祖とするのは母・清子ではなく父・ヨシュアであるはずだが、リリス本人曰く「実は余にもお主の父の正体や由来がよく分からぬ」(アニメ12話)と語るように、未だ謎めいた存在である。
ミカンの旧家の廃工場にて発見された、「なんとかの杖」(名称どわすれ)はヨシュアの持ち物で、主に武器として使っていたらしい。メタ子から「大まぞく」と呼ばれており、かなりの実力者だった様である。
アニメ版ラストのEDキャストにて、ナレーション(梅津秀行)は彼であった事が判明。原作の、「がんばれシャミ子〜」の部分も同じと思われる。