一条雪丸

いちじょうゆきまる

一条雪丸とは、『ワールドトリガー』『ROOM303』の登場人物。

ワールドトリガー

ボーダー本部所属、A級8位片桐隊所属のアタッカー。

黒髪の癖毛が特徴的な少年。5巻で迅の口から風刃の使用者候補として名前が挙がった隊員の1人。

片桐隊は長らく県外に隊員のスカウト活動に出張していたため、本編での不在期間が長く、他の隊員のセリフや公式データブックでその存在が語られるのみだったが、23巻の遠征選抜試験編で本人がようやく登場した。

他の片桐隊の隊員同様、名前と容姿は作者のデビュー作である読切『ROOM303』に登場する同名の人物をモチーフにしている。

まだ作中での描写が少ないが、攻撃手6位の生駒達人と順位を争う位置にあるトップクラスの攻撃手(おそらく5位か7位)であることが、烏丸の口から語られている。この時に烏丸が「雪丸」と呼び捨てにしている事から、友人だと思われる。

かつては片桐と結束と共に東隊に所属し、東の指導を受けていたことが明かされている。

遠征選抜試験の説明会直後に行われたA級部隊のオリエンテーションで結束から玉狛第2（三雲隊）の空閑遊真とヒュースが自分たちより強いと聞かされて笑みを浮かべるなど強者との闘いにワクワクするタイプのようだ。

また、23巻のおまけでは歌川から「真似できない自由さがある」という理由で一緒に遠征に行きたい人として名前が挙げられている。

前述の通り、攻撃手5位か7位と予想されるトップクラスのアタッカー。

劇中で数少ないレイガスト使いの1人で、かつ現状唯一無二のダブルレイガストの使い手という個別性の持ち主。その独創的なトリガーセットから戦闘シーンでの登場が期待されている。作中人物たちの発言から個人ポイントは1万を超えていると思われる。

またA級隊員の特権である「トリガーの改造」によって、レイガストの専用オプションであるスラスターを改造しているようだが、詳細は不明。

※画像左下

ROOM303の主人公。ワールドトリガーとは若干キャラクターデザインが異なっている。

片桐・尼倉・桃園・結束とは同級の友人。内容は不明だが部活に通っており、後輩に慕われている。

2月8日、彼を除いた4人は放課後白屋敷に出掛けた。だが、夕方ごろ白屋敷のことを褒めちぎる電話があったのを最後に、尼倉は行方知れずになってしまう。彼女を捜すため昨日の面子とともに白屋敷に向かったところ、受付嬢303号室に案内されたが…