概要
5話に於いて響のクラスに転入してきた少年。青い頭髪と紅い瞳が特徴。均整整った顔立ちで噂で、誇大妄想を膨らませていた美樹をはじめとする女子達を一瞬にして虜にし、英語の意味を解答、粘土細工の馬は芸術の域で、バスケの実力も響以上と完璧超人ぶりを発揮する(OPの時間割りと照らし合わせてもどの曜日かは不明。科目変更の可能性は大きい)。自身の希望で響の隣席で授業を受ける。
また、ダンスに関しても達人で、ブレイキンやアドリーヌをも唸らせるが、彼らを前にしても狼狽せずに冷静でいられるなど精神が達観し大人びている。
天才過ぎて自身の目標が定まっておらず、欠点だらけだが、一歩づつ諦めずに誰かを助けたい響に何らかの夢と希望を見出だす素振りがある。彼と顔のよく似ているラミンには天性の才能を持っている為に興味は無い(同族嫌悪的な)様子である。
OPでは既に登場し、重要な鍵を握っていると推測するが、13話からの新規カットで悲しみに暮れる幼少時の頃があった様である。
図らずしてシェイクのダンストーンで響と心が入れ替わり、彼が見た風景は何も無い白一色の世界であった。幼い頃にダンスを教えてくれた病弱の母親と二人きりの楽しい生活ただひとつを除いてである。
だが、彼こそが怪盗コンビを裏で操っていたコレオの触媒であり、ヤハータに敗れたブンガバンガに接触。希望と絶望を同時に見せつけられ世界の破滅に手を貸す行動に堕ちてしまう。響に接近したのも自分の心の闇を晴らせる存在かもしれないと言う期待感でもあった。
それでもブレイブビーツのダンスでは打開する実力ではなく、絶望感は募るばかりで深みが増すばかりであったが、琴音達の手を借り全てを乗り越えた響の渾身の踊りが心に揺さぶりを与えヒーリングダンスで浄化される。
尚も自分の替わりとしてブンガバンガは響を取り込もうと策を巡らせた為ブレイキンに救いを求めた。その願いを聞き入れ、熱い魂の踊りで頂点に執着する欲望と別れを告げた。
天涯孤独の身の上であった様で、決戦後は切り捨てた筈のミンク達の元に引き取られ、新たなスタートを初め、響達のダンス練習にも付き合い始めた。
卒業後は彼らと同じ校則の緩やかな公立中学に進学。緑のシャツをインナーにした学ラン姿で登校している。以前よりも感情表現が豊かになったものの、コレオ時代にやっていた扉の蹴破りは素であったらしく、時間にもルーズであった事も判明する。美樹達すら素性を知った上で必要以上に接っしており、困った表情も見せている。
関連タグ
旋風寺舞人 「下の名前が『舞人』」「完璧超人」「親を亡くしている」「時間にルーズ」等、共通点がある。ただし、こちらは祖父が健在。