CV:赤﨑千夏
概要
アニメウマ娘プリティーダービーに登場するアニメオリジナルのウマ娘。
第2Rにて登場し、スペシャルウィークとデビュー戦で戦った。
葦毛と左目につけた眼帯が特徴。耳飾りは無いので不明だが、レースでブルマを履いていることから牝馬モチーフとなっている模様。
かなり好戦的な性格で、ゲート開前に左隣のスペシャルウィークに対して「ブッ潰す」と挑発していた。
また、レース中はスペシャルウィークにチャージしつつ追い抜いたり、後ろにいた彼女に後ろ足で土を蹴り飛ばすなどの妨害を行ったが、お母ちゃんとの特訓で反射神経を鍛えていた彼女に悉くかわされ、最終直線で並んできた彼女に再びチャージするもこれも避けられ、二位となった。
ライブではレースでの好戦的な性格とはうってかわって笑顔でパフォーマンスを見せていた。
またOVAでは、スーパークリークの耳かき屋さんで彼女の耳かきを受けて骨抜きにされていた。他にも、ゴールドシチーが開いていた美容室にもいた。
元ネタについて
クイーンベレーのモデルは少々難しく、悪役として描かれていることなど劇中の描写から「無い」と言ってもいい(漫画『ウマ娘シンデレラグレイ』において、悪役のウマ娘にはモデルはないと明言されているため、本作にも適用される可能性がある)。
ただし、髪の色と戦績から、かつてスペシャルウィークと3歳新馬戦(旧馬齢)にて戦った競走馬・「ランドエースとレガシーハンター」を複合したと言ってもいいといえる。なお双方とも元ネタでは牡馬である。
名前については「トランプのエース→トランプのクイーン」および、「ハンター→ハンチング帽→ベレー帽」であろうか。
少なくとも枠順および芦毛であることなどから、ランドエースが由来である理由は濃い。
ランドエースはブリンカー(馬の頭部に装着し、後方や横の視界を遮る馬具)をつけており、これが眼帯のモチーフになったのではないかと思われる。
加えて新馬戦で前述の通りクイーンベレーは2着に入っているが、ランドエースの場合は最下位(14着)で終わっている。
それでも翌年の1998年には4歳未勝利戦に3度出走。2連続で3着に入った後、3度目で勝利を挙げた。だが、最終的には条件馬のまま終わっている。
一方、実際に3歳新馬戦でスペシャルウィークに次いで2着に入ったのは牡馬で鹿毛のレガシーハンターである。
こちらは最終的に重賞未勝利で終わったものの、オープン馬であり数々の重賞に出走しているので、スペシャルウィークの初戦のライバルにはふさわしい立場ともいえる。
ただし、枠順的には9番の「ステラハント」「サラプール」というモブウマ娘の名前の元ネタでもある。
※TV放映版での劇中の出走表では「ステラハント」だが、レース時の実況では「サラプール」と呼ばれている。BD版では出走表も「サラプール」に修正されている。
劇中ではこの9番のウマ娘は3着になっている。
関連タグ
主人公のデビュー戦の相手、主人公の隣の馬番、ゴール直前で妨害を仕掛けた点が共通している。ただし、クイーンベレーとは違いヒゲサンダーは失格になった。