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2022-08-01 19:28:32 バージョン
えるみさうるす
白亜紀後期モンゴルネメグト層に生息していたオヴィラプトロサウルス類。
2013年の系統解析ではカエナグナトゥス科との結果が得られている。
2021年の論文においてはノミンギアはエルミサウルスのシノニムである可能性が指摘されている。
属名は「足裏トカゲ」の意で、後述の発見部位からの命名。
ホロタイプは足根骨と融合した左中足骨からなり、パラタイプは右前肢と脚、大型個体の左中足骨上部の二つからなる。“ノミンギア”をエルミサウルス属に含める場合、尾椎や頚椎を含む脊椎も発見部位に含められる。
ちなみにこの足は足首が癒合して丈夫になっており、鳥に多少近い特徴もみられる。オヴィラプトルの仲間は原始的な鳥類に近いとされているので、鳥の親戚故と考えればこれも当然なのかもしれない。
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