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リボーの編集履歴2022/08/03 16:22:12 版
編集者:たくわん
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概要

16戦無敗、凱旋門賞連覇の成績を持つ。イタリア本国では「20世紀最高の競走馬」として高い評価を受け、シーバードなどと並んで20世紀の競馬界を代表する名馬である。

現役時代

リボーは生まれた頃から非常に小柄であった。成長してからはそれほど小柄ではなくなったが、馬体重が全盛期で約410kgと痩せ気味だった。

2歳時の7月のデビュー戦を1馬身差、次戦を2馬身差で快勝するが、2歳馬最重要戦は頭差でギリギリでの勝利だった。それでも3戦全勝で伊最優秀2歳牡馬に選ばれた。

その後も10馬身差圧勝など順調に勝ち星を重ね、7戦7勝でフランスに遠征し凱旋門賞に挑戦。重馬場の中、3馬身差で凱旋門賞制覇を果たした。鞍上は鞭を使用せず、むしろゴール前で手綱を抑えての大楽勝だった。

次走の伊国最大のレースも15馬身差の圧勝。この年も無敗で伊最優秀3歳牡馬に選ばれた。

4歳時は5月から始動。早速出走した4戦全て8馬身差以上つけての圧勝で無敗記録を「13」に伸ばし、今度はイギリスに遠征。英国最大のレース、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSを当たり前のように5馬身差で快勝した。

秋初戦を8馬身差で勝ったのち、連覇に向けて再び凱旋門賞へ。終始リボーの独壇場となり、公式発表で凱旋門賞史上最大着差の6馬身差、推定着差8馬身差の圧勝劇で史上4頭目の凱旋門賞連覇を達成した。

リボーは結局最後まで無敗だった。16戦でつけた合計着差は実に99馬身と頭差。サレブレッドの完成形とまで言われた本馬は、最後にイギリス・フランス・イタリアの最優秀古馬牡馬賞を受賞して引退した。

種牡馬時代

種牡馬として、

・凱旋門賞馬のモルヴェド、プリンスロイヤル

・米国エクリプス賞年度代表馬に選出されたアーツアンドレターズ

などを輩出。

1963、1967、1968年と3度の英国リーディングサイアーに輝き、十分な成功を収めた。

彼の直系は衰退傾向だが現在も残っている。余談だが、彼の血によって19世紀を代表する大種牡馬セントサイモンの血を現代に蘇らせている。

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