リボー
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りぼー
リボーはイタリアの元競走馬・種牡馬(1952-1972)。
リボーは生まれた頃から非常に小柄であった。成長してからはそれほど小柄ではなくなったが、馬体重が全盛期で約410kgと痩せ気味だった。
2歳時の7月のデビュー戦を1馬身差、次戦を2馬身差で快勝するが、2歳馬最重要戦は頭差でギリギリでの勝利だった。それでも3戦全勝で伊最優秀2歳牡馬に選ばれた。
その後も10馬身差圧勝など順調に勝ち星を重ね、7戦7勝でフランスに遠征し凱旋門賞に挑戦。重馬場の中、3馬身差で凱旋門賞制覇を果たした。鞍上はムチを使用せず、むしろゴール前で手綱を抑えての大楽勝だった。
次走の伊国最大のレースも15馬身差の圧勝。この年も無敗で伊最優秀3歳牡馬に選ばれた。
4歳時は5月から始動。早速出走した4戦全て8馬身差以上つけての圧勝で無敗記録を「13」に伸ばし、今度はイギリスに遠征。英国最大のレース、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSを当たり前のように5馬身差で快勝した。
秋初戦を8馬身差で勝ったのち、連覇に向けて再び凱旋門賞へ。終始リボーの独壇場となり、公式発表で凱旋門賞史上最大着差の6馬身差、推定着差8馬身差の圧勝劇で史上4頭目の凱旋門賞連覇を達成した。
リボーは結局最後まで無敗だった。16戦でつけた合計着差は実に99馬身と頭差。サラブレッドの完成形とまで言われた本馬は、最後にイギリス・フランス・イタリアの最優秀古馬牡馬賞を受賞して引退した。
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