意味
この後に「巡り巡って己がため」と続き、「他人への情けは、いずれは巡って自分に返ってくるのであるから、誰にでも親切にしておいた方が良い」というのが本来の意味。
情けは相手の為だけではなく自分の為でもある、と覚えておけばよい。
注意
「人に情けをかける(やさしくする)ことは、結局はその人のためにならない(ので無用な情けはかけるべきではない)」という誤解釈が多く、時には誤用と知った上でわざと用いるというネタにも使われる。
そういった意味の言葉としては、「今の情けは後の仇」や「情けも過ぐれば仇となる」、「心を鬼にする」などが存在する。
関連タグ
巡り巡って己がため…呼称の続き
情けが仇…混同されやすいもの