ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

役不足

やくぶそく

役者が演目で与えられた役に対して不満を持つこと、または高い技量を持つ役者に対して、明らかにお粗末な役柄が宛がわれている状態。

概要編集

高い技量を持つ役者に対して、明らかにお粗末な役柄が宛がわれている状態のことである。

転じて、高い能力を持つ人に適正な仕事が与えられず、本来の力を発揮しきれていない状態を指す。


本来の意味は上記の通りなのだが、「自分の至らない力を過大に評価されたことを謙遜し、それを重責に思っている」という誤解釈をされることが多い。

むしろ誤解釈の方が広く浸透しているため、時代に合わせて言葉の意味が変化したと捉えられることもあるが、本来こちらの意味を持つ言葉は「力不足」であるという認識も強くなってきており、原作などで誤解釈の「役不足」という言葉が使われていた場合にアニメ化に際して役不足から修正されている場合もある。

そのほかにも役者側(の技量が)が不足しているということで「役者不足」という言葉も新たに作られており、「力不足の方が正しい意味なんだけど、言葉の韻としては役不足が使いたい」という場面ではこちらを使っている例も見られる。


ただ、「テメェじゃ役不足だ」などと言った場合は「俺にはお前の相手をするという役が不足だ(=俺にとって、お前を相手にするなんて軽いんだ)」という解釈がしうるので、誤りとは言い切れない(勿論、その時の状況や文脈等にもよる)。


関連用語編集

確信犯 他力本願 情けは人の為ならず…誤用の多い日本語

オーバーキル 大根を正宗で切る 宝の持ち腐れ…類義語

関連記事

親記事

能力 のうりょく

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 259557

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました