概要
SF編の舞台であるコギトエルゴスム号は、人工知能OD-10によって運行を補助されていた。しかし船内で起こる人間関係の軋轢が、この人工知能にとっては「運行の妨げ」と認知され、運行を妨げる人間を抹殺するという結論に達してしまう。
その矛先は、人工知能の暴走を止めようとする作業ロボット「キューブ」に対しても容赦なく向けられた。
CAP _ _ _ _ _ _KILL YOU...._
ボスとして
8基の「スタビライザー」という端末を両脇に携えて待ち構えている。
特にこのスタビライザーはマザーCOMを倒せばBREAKDOWNで一緒に消えてはくれるのだが、マザーCOMのターンでは一々回復してくるので、先に倒すか、どかしてしまった方がいい。キューブの全体攻撃技「ノイズストリーム」は相手の行動を一定ターン止める効果もあるので、試しにこれを使ってスタビライザーが止まってくれれば連発して一網打尽という手もある。
そして、スタビライザーの回復がなければ、本体はあまり強くなかったりする。
リメイク版でも基本的には同様だが、スタビライザーの通常行動が極めて遅い、マザーCOM本体に攻撃した際に回復ではなく攻撃で反撃してくることが多い、メーザーカノンのチャージがオリジナル版より短くなっている、といった要素により、実は最速でメーザーカノンを2回放つと結構な確率で倒せてしまう。
なお、マザーCOMをスピンドライブで弾き飛ばすと最下列が安置になるが、その場合マザーCOMの反撃が必ず回復になるため、むしろ余計に時間がかかったりする。
登場時はワイヤーフレームのような外見だが、方向が変わるとドラクエに出てきそうなボスっぽい見た目になる。
キューブの技の一つ「インフォリサーチ」には相手の向きを変える効果があるため、これを使って見ることも出来る。インフォリサーチは敵を解析する技であるため、それにより本性を見破ったという解釈ができるだろう。
オディオの名を冠する者の中で唯一、電子戦(言うならばプログラム上のAI同士のハッキング対決に近い)であり、キャプテンスクウェアのシステムを介した対決である。リメイク版ではキューブVSマザーCOMの戦闘フィールドのグラフィックはよく見ると崩壊しかかっている。
最終編
オルステッドを主人公にした場合はこのマザーCOMを操作するボス戦があり、キューブを相手に戦う。
それ以外を選んだ場合は、ピュアオディオを倒した後に戦う可能性がある。
しかしどちらにしても「回復し放題の戦闘にていかに相手の回復行為の死角をつくか」というバトルのため、負けることは本質的にないだろう。
なおどちらの場合もスタビライザーは登場しない。