生きて ——— いつかここから救い出して 待ってるから
ひとりぼっちは、最初からですもの。
生と死が深く扱われている文豪ストレイドッグスの中で、「生きて」と言ったのは彼女一人だけ。
とらねこちゃんっ!
そんなかわいい呼び方で私達も呼ばれたい
アタシのプロフィールよ!!
年齢 | 19歳 |
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誕生日 | 11月30日 |
身長 | 165cm |
体重 | 44kg |
血液型 | AB型 |
好きなもの | ぬいぐるみ、おしゃべり、空想、ロマンチックなこと |
嫌いなもの | ケチな人、昔いた孤児院、ひとりぼっち |
異能力 | 深淵の赤毛のアン(Anne of Abyssal Red) |
CV | 花澤香菜 |
舞台版演者 | エリザベス・マリー |
嫌いな物は「ひとりぼっち」なのに…敦に…
アタシの性格、人物像よ!!!
気が強いように見えて、少し控えめで人見知りな所があり、特に好意を持った人に対して素直になれない。
所属……ツンデレである。
またそれだけではなく、ツンツンとした態度をいつもとっているが、内面は非常に心優しく、後述するモビーディックの時には自分の身が危なくなるのを分かっているのに、横浜が惨状になる事に内心止めたいと思っていたと推測されるルーシーは、主人公である敦の無謀ともとれる作戦をわかっていながら信じて彼を助ける。
このルーシーの助けがなかったら、探偵社どころか確実に街全体が焼け野原になっていた。
また、その後とある人物の手によって探偵社が窮地に落とされた時、彼女の異能力によって社長である福沢諭吉を匿ってくれた。そして出て行く福沢に対して、福沢自身を気にかけるような言葉をかける。
彼女の自己犠牲的な面は探偵社員に通じる。
加えて探偵社員である泉鏡花や太宰治は(太宰治の際はまだ試験方法が設立されていなかったが)人を殺し、元から自分の命に価値がないと思っている、捨てるつもりで、その上での自己犠牲だったが、ルーシーの場合、組合に執着したり、居場所を失うほどに苦しむほど、きちんと「生きている」と言う事にきちんと意味を感じ執着した上での自己犠牲であり、それは重みが全く違う。だからこそ、モビーディックでの彼女の言葉は読む人の心を惹きつける。文豪ストレイドッグスの中で生きて、と言う彼女のその台詞は非常に印象深い台詞である。
また文豪ストレイドッグス女キャラの中で信じられないほどファンに好かれているキャラクターである。
ルーシーのあまりの可愛さに一部の過激なファンがいるというか筆者もその一人である。いや、ルーシーちゃん、かわいいよ、ルーシーちゃん
本編でのルーシーちゃんの活躍(一生観れる)
敦と同じく孤児院出身の少女で、当初は組合に所属。組合では一度の失敗も許されないため、任務の失敗を恐れながらも任務をこなしていた。右腕には孤児院時代の虐待の痕が残っている。
組合の団長フィッツジェラルドと共に武装探偵社を訪問。交渉が決裂した際に見送りに来た宮沢賢治を自身の異能で拉致。続いて街頭でナオミも拉致。
更には敦・谷崎・鴎外を異能で異空間に取り込み拉致しようとするも、鴎外の助言と敦・谷崎の連携により敗北。アンの部屋にて、谷崎が捕まった後に敦は足を虎に変え、単身逃げ続けるが、その姿を見たモンゴメリが自分も孤児だと敦に告白し、さらわれた時に探偵社が必死に捜したという敦にこの言葉を投げつける。
「ねえなぜ貴方なの? なぜあたしではないの?」
この際、敦は何とも言えない表情を浮かべていた。自分に自信を持てない敦からすれば、それは自分も思うことだからだと思われる。
この後、一度は宮沢や谷崎、ナオミを助ける事を諦めようとする敦だが、鴎外の助言によって勇気を取り戻す。
しかし、二体いたアンによって惜しくも捕まってしまった。
と思われたが、ドアが開いた瞬間に谷崎が『細雪』でドアを偽装していて、敦が部屋へと吸い込まれる力に腕力で抵抗していたことが判明。
敦はその状態のまま、モンゴメリに向かって、
「だから他人を妬み怨む君の情動はよく判る
本当は君にこの作戦を失敗して欲しくない
居場所を失って欲しくない!
でも──僕は弱くて未熟だから他に方法が思い付かない」
と、モンゴメリに対して同情と気遣いの気持ちを見せていた。
その後、モンゴメリに結んでおいた飾帯を使い、アンの部屋から脱出することに成功した敦は、蹲って震えているモンゴメリに近づき、「……ごめん 若し……何か僕に」と声を掛けるが涙目のモンゴメリに睨まれ、逃走される。残された敦は思案顔をしていた。
その後は、任務失敗の影響で正式な組合構成員ではなくなったものの、メイドとして組合に残留。モンゴメリはフィッツジェラルドと話している捕まった敦に気づくが、顔を逸らして仕事を続けていた。
思わず、と漏らした声に答えたフィッツジェラルドの言葉に、敦がモンゴメリの言葉を思い出す描写が見られた。
その後、牢屋に入れられた敦が孤児院の先生の幻影に苛まれていると、Qの人形を燃やすように頼まれたモンゴメリが敦に声を掛ける。
此処を開けてくれ、と頼む敦にモンゴメリは貴方の言う皆は私の仲間ではない、貴方が独りぼっちになった後なら出してあげてもいい、と無下な言葉を返し、それに敦は「なら逃げよう」と自身も同じだと打ち明けようとするが、それはモンゴメリを更に追い詰め、怒らせるだけだった。
自身の傷を見せ、この傷の痛みと苦しさが想像できるか、と悲痛な訴えを見せるモンゴメリに、敦は静かにこう続ける。
「一日目に痛むのは骨
でも一番きついのは三日目だ
動くたびに火傷が擦れて死ぬ程痛む
僕も同じ場所にいた
だから君の怯えも孤独もよく判るよ
でも孤独は僕達を永遠に支配する王様じゃなかった」
モンゴメリと同じ自身の傷を見せ、改めて自分も同じだと訴えると、下の街にいる人にも僕達と同じ人がいる、その人達を見捨てる事は過去の自分を見捨てることと同じだが善いのか、と敦は続け、次の瞬間、モンゴメリは敦をアンの部屋へ移動させる。
モンゴメリはもう手遅れだと言うが、それに敦は太宰さんに頼めば大丈夫だと返す。
モンゴメリは無理だと叫ぶが、敦は自身が昔読んだ古い書巻の言葉を引用してそれでも後悔したくないのだと言って、モンゴメリはそれに逃走用に隠しておいたというパラシュートを持って返した。
敦は自分を逃がしたら君は組合から見放されるがいいのか、と聞くがモンゴメリはそれに独りぼっちは最初からだと言って、敦の言葉によって、幾ら頑張っても組合の仲間にはなれなかったのを自覚した物言いを見せた。
その後のモンゴメリの言葉で、敦は組合に勝つヒントを見いだしている。
『白鯨』の外壁に繋げられた扉を開け放ち、敦とモンゴメリはこんな会話を交わす。
「ねぇ本当に大丈夫? 確かにこの部屋の中だったら君は無敵だ でもそれってつまり君はこの部屋の中から永遠に出られないって事じゃ」
「察しの悪い人ね ちょっとした口実よ 生きて── いつかここから救い出して 待ってるから」
「判った」
組合に捕まった敦と再び対峙するも、直後、組合を裏切って、敦に夢野久作の人形を渡し、組合の拠点「白鯨」から脱出させた。
組合壊滅後は武装探偵社1階の喫茶店で住み込みで働きに来ている。
敦に対して密かに恋心を抱いているが素直になれないでいる。
特別にアタシの異能力を教えてあげるわ!
能力名 | 深淵の赤毛のアン(Anne of Abyssal Red) |
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解説 | アンの部屋と呼ばれる異空間を作り出す異能力。異形の怪物・アンとの鬼ごっこに負けると囚われてしまう。異空間からの脱出は可能だが、その場合、異空間の中での出来事を全て忘れてしまう |
元ネタ | ルーシー・モード・モンゴメリの児童文学小説あるいは青春小説『赤毛のアン』 |
そう。文豪ストレイドッグスの中で最強クラスの異能力なのだ。
とあるルーシーちゃん好き達による大長文集
とあるルーシー好きA「ルーシーちゃん、幸せになってくれ
文ストでは生と死が重要なテーマになっている中で
敦に生きて、と言ってくれた
自分の身が危険になるのに、街の人の命を敦を信じて守ってくれた
過酷な境遇を辿っているのに、敦に全然会えないのにうずまきで精いっぱい頑張っている
組合を抜けた後に、ルイーザちゃんを気にかけてルイーザちゃんの事を褒めていた所。鏡花ちゃんのために「親の仇だと思っていたものが親の愛そのものだったのよ、そっとしておいてあげなさい」と敦に言ってくれたこと
社長が大変な時に、看病してくれていて、初めて会った社長のことを不器用に心配してくれていたこと
あなたの全部全部が大好きで愛しくて、ああどうしても幸せになってくれないかなって、そんな事思っちゃうんだ
心からルーシーちゃんの事が大好きです」
とあるルーシー好きB「マジ可愛い本当に可愛い。
容姿も声も服装もツンデレな所も全てが可愛い。性格も優しくて良い子だしおまけに異能力まで可愛いときた、もう最高天使だよ可愛すぎる!
絶対幸せになってほしい、それだけを何よりも願ってる」
とあるルーシー好きc「ルーシーちゃん見るとほんと泣きそうになる…こんな心が綺麗で、不器用で優しくて、強くて、とっても可愛いあなたを知れて良かった
朝霧さん春河さんアニメスタッフの皆さん花澤香菜ちゃんこんな素敵なキャラクターに出会わせてくれてありがとう」
とあるルーシー好きd「敦メリ!敦メリ!敦メリ!敦メリ勢増えろお願いだから愛してるんだ敦メリを」
とあるルーシー好きe「誰が何と言おうと文ストのヒロインはルーシーちゃん
自分の身が危なくなるのを分かっているのに、口には出さなかったけど横浜が惨状にならないために敦の言葉を信じて彼を助けた。文ストの中ですごい重要なテーマだと思うのが生きる事だったり、死ぬ事だったり、生と死、その意味を見つけていく事だと思うんだけど、
でもそんな中、ルーシーちゃんは敦に「生きて」と言う。物語の主人公である彼に。生きて、そしていつか私をここから救い出して、待ってるから
ひとりぼっちは最初からですもの、文ストの中の大きいテーマの答えのような彼女らしい優しい台詞。****文ストの中で一番好きなキャラになった瞬間だった。
ルーシーちゃんといる時の、敦が好きだから、ルーシーちゃんがヒロインになって欲しいと思った」
とあるルーシー好きf「優しいヒロイン
ルーシーは他の方も言っている通り文ストの真のヒロインだと思う。(樋口さんもヒロイン)樋口さんもそうだけど、好きな人のために命を捨てる覚悟で行動できる素晴らしい存在。モビーディックの時敦に自分がモビーディックから脱出できないのも承知してQの呪いを止めに行かせる姿はとてもかっこいいです!」
とあるルーシー好きg「絶対ヒロイン似合う。てか、ヒロインじゃ無いのは何故?
残りの人生が台無しになっても構わないと言って、
命懸けで探偵社を助けようとするところ感動して泣きそうになった。
しかも空気読めるし、外見も内面も可愛い&カッコいい!」
とあるルーシー好きh「全てが愛おしい******
失敗したらダメなのにそこで敦くんを助けてあげる優しさとツンデレなとこがとても可愛い。社長の面倒を見てあげたりなどほんとに優しさと可愛さが詰まったキャラクター」
とあるルーシー好きi「全人類推して欲しいレベルの可愛さ
間違いなく文ストで一番可愛いキャラ
すごく優しくて強くてでもツンデレって言う、、、そして主人公に片思い!可愛い!!!
そして負けヒロインになりそうすぎるキャラクター
お願いだから敦メリを推してくれ!お願い!敦メリを!!!」
とあるルーシー好きj「…え?泉鏡花が何だって??あのルーシーちゃんのコーヒー不味いとかいった奴???あぁごめん聞こえなかったもう一回言って???」
余談
コミックス5巻カバー裏のおまけ漫画にて、ヘリコプター内の人形に「ジェム ウォールター ダイ ナン シャーリー リラ」と名前をつけているシーンがある。これらはL.M.モンゴメリ作「赤毛のアン」シリーズの主人公、アンの子供達の名前である。
加えて、組合の上級秘書官に対しても「ジョイス」と呼び掛けているが、これは文豪ジェームス・ジョイスの名前であり、またアンの亡くなった最初の子供の名前でもある。
ルーシーちゃんかわいいな…(定期)
我らが敵(中島敦)へのメッセージ
お前!!!なんっっって羨ましいんだよ!!頼むからルーシーちゃんの気持ちくらい気づきやがれ!!
負けヒロインにしたら許さねえからな!!!
鏡花ちゃんを救ってくれる人は、きっとたくさんいるけれど、ルーシーちゃんを救えるのは敦だけなんだよ、ルーシーちゃんといる時の、ヒーローみたいな、敦がすごく好きなんだ、
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最後に。ルーシーちゃんのすべてがだいすきです。ルーシーちゃんの幸せを心から願っています。敦、頼んだからな…