生きて ——— いつかここから救い出して 待ってるから
ひとりぼっちは、最初からですもの。
プロフィール
年齢 | 19歳 |
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誕生日 | 11月30日 |
身長 | 165cm |
体重 | 44kg |
血液型 | AB型 |
好きなもの | ぬいぐるみ、おしゃべり、空想、ロマンチックなこと |
嫌いなもの | ケチな人、昔いた孤児院、ひとりぼっち |
異能力 | 深淵の赤毛のアン(Anne of Abyssal Red) |
CV | 花澤香菜 |
舞台版演者 | エリザベス・マリー |
人物
癖のある長い赤毛を三つ編みで2つのおさげにしている少女。口を大きく開いてしゃべるときは歯列矯正が覗く。
敦と同じく孤児院の出身で、当初は組合に所属。組合では一度の失敗も許されないため、任務の失敗を恐れながらも任務をこなしていた。右腕には孤児院時代の虐待の痕が残っている。
組合の団長フィッツジェラルドと共に武装探偵社を訪問。交渉が決裂した際に見送りに来た宮沢賢治を自身の異能で拉致。続いて街頭でナオミも拉致。
更には敦・谷崎・鴎外を異能で異空間に取り込み拉致しようとするも、鴎外の助言と敦・谷崎の連携により敗北。同じ孤児院出身ながらも幸せそうに見えた敦に怒りをぶつけながら去っていった。
その後は任務失敗の影響で正式な組合構成員ではなくなったものの、メイドとして組合に残留。
組合に捕まった敦と再び対峙するも、敦も自分と同じ境遇で育ち苦しんできたことを知って彼と和解。直後に組合を裏切って、敦に夢野久作の人形を渡し、組合の拠点「白鯨」から脱出させた。冒頭の台詞はその際のもの。
組合壊滅後は武装探偵社1階の喫茶店で住み込みで働き出す。騒動の後に敦が迎えに来てくれなかったことを根に持ち仕事の邪魔をしたりもしたが、必死に捜していたうえですれ違ってしまったことが分かってからは再び和解した。
意地っ張りな面も多いが心根の優しい、いわゆるツンデレ気質な女の子。やや語気は強めながらも他人の心情を思いやることのできる思慮深さを持つ。
敦に対しては(読者から見れば割とわかりやすく)好意的だが、自身の性格と敦の鈍感さによりあまり気持ちは伝わっていない。また、彼と同居している鏡花に対してはライバル心を抱いている節がある。ただしなんだかんだで仲は良い。
異能力
能力名 | 深淵の赤毛のアン(Anne of Abyssal Red) |
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解説 | アンの部屋と呼ばれる異空間を作り出す異能力。異形の怪物・アンとの鬼ごっこに負けると囚われてしまう。異空間からの脱出は可能だが、その場合、異空間の中での出来事を全て忘れてしまう |
元ネタ | ルーシー・モード・モンゴメリの児童文学小説あるいは青春小説『赤毛のアン』 |
余談
コミックス5巻カバー裏のおまけ漫画にて、ヘリコプター内の人形に「ジェム ウォールター ダイ ナン シャーリー リラ」と名前をつけているシーンがある。これらはL.M.モンゴメリ作「赤毛のアン」シリーズの主人公、アンの子供達の名前である。
加えて、組合の上級秘書官に対しても「ジョイス」と呼び掛けているが、これは文豪ジェームス・ジョイスの名前であり、またアンの亡くなった最初の子供の名前でもある。