プロフィール
概要
『グリムノーツ』に登場するヒーローで『過ぎ去りし者達に花束を』において主要人物の一人を務める。
創造主シェイクスピアから「自分に匹敵する才能の持ち主」とまで称された、本物の天才。彼の至上の課題は「美」の追求。何のためになどと無粋なことは言わず、生の中にある根源的な「美」を追い求める。それが彼の哲学。孤高の賢人は、今日も塔の中で思索にふける。
フォルテム学院、学園長代理を務める、変わり者の創造主。モットーは「有言実行」であり、一度自分が口にした約定は、いかなる理由があっても違えない。たとえそれが自らを不利にするものであったとしても。「美しさ」をなによりも尊ぶその姿勢こそ、彼の力の源泉である。
セリフ
クエスト開始時#1 | 私の思索の邪魔をするな。 |
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クエスト開始時#2 | 軽薄な者だけが、自らを知る。 |
クエストクリア時#1 | 野心は失敗の、最後の避難所だ。 |
クエストクリア時#2 | 楽しみたまえ、その不完全さを。 |
必殺技カットイン#1 | それが君の悲劇だ。 |
必殺技カットイン#2 | 美しくないのだよ。 |
必殺技 | その愚かさが! |
攻撃時 | さあて |
切り替え技 | そこかな |
被弾小 | その程度かね? |
被弾大 | くだらない |
被弾打ち上げ | ちっ |
敵に倒された時 | 不完全な人間こそ…愛が…必要なのだ… |
ヒーローエピソード
学院長代理の、ある日の回想Ⅰ
それは、フォルテム学院が出来て間もないころ、オスカーは、カーリーより頼み事を受ける。それは、いずこかの想区に伝わるという、幻の料理の再現であった。最初は断ろうとした彼であったが、「できない」と言われたことにプライドを傷つけられ、ムキになり引き受けてしまう。
学院長代理の、ある日の回想Ⅱ
幻の料理の再現のため駆け回るオスカーのもとに、ロキが訪れる。カーリーにノセられ、ムキになり、無茶をする彼に、「そんなわがままを聞かなくていい」と、告げる。しかしオスカーは、か弱い少女にすがらねば、秩序を保つことも出来ないフォルテムの現状を語り、だからこそ彼女の「わがまま」を聞いてやりたいと返す。オスカーの真意を知って、ロキも協力を買って出るのであった。
学院長代理の、ある日の回想Ⅲ
そしてフォルテム学院創立式典の日を迎える。オスカーの用意した料理に、生徒たちはみな、舌鼓を打つ。その光景を見て、カーリーは幸せそうに微笑む。彼女が欲したのは、「おいしい食事」だけではなく、それをともに食し、笑顔になる人々の姿であった。彼女の満足そうな笑顔に、オスカーは「ノセられるのも悪くない」と微笑むのであった。
専用武器
マグナ・ルーン:文字には力がある。言葉には意思が宿る。訪がれ残る言葉は、それ自体が霊力を得る。これは、己の美学を貫く男が携えし、言霊の力を宿した霊杖にして聖杖。
登場
- メインストーリー「フォルテムの想区」(初登場)
- シンボル収集イベント「過ぎ去りし者達に花束を・前編」
- 限定武器進化イベント「過ぎ去りし者達に花束を・後編」
- ヒーローエピソード「学院長代理の、ある日の回想」
- メインストーリー「終局の世界・後編」